このがん患者会シャロームは、埼玉の東部に位置する杉戸近辺という地域を拠点にしています。
人口5万弱の小さなこの田舎町に、55歳のがん患者主婦が勇気を振り絞って、患者会を立ち上げました。
地域に根ざすと言うことは、直接、仲間に声が届き、肌が触れ、顔を合わせ、互いに呼応することの出来る素晴らしい利点が多くあります。しかし、その半面、病気を地域の方に知られるのでは・・という不安や、そのことで、面白おかしく、差別や偏見や興味だけで見られるのではないか、さらし者になるのではないか・・という恐れなど、地域ならではの新たな悩みを抱えることにもなりかねません。
しかし、それらを踏まえて、個人情報をしっかり保護することを大前提とし、私は、患者会の持つ大きな役割を思う時、熟考の末にこの会の必要性を強く抱き、患者会設立を決意致しました。
仲間がいることの大きな慰めや心の安らぎ、一人ではない・・という安堵感、仲間から力や勇気が与えられ、闘病への向かい方に変化が与えられるといいます。また、がん患者にとって、仲間によるサポートは、大きな癒し効果に繋がるというデータもあります。様々な期待を込めて私は、まず第一歩を踏み出しました。
■シャロームの意味■
シャロームはヘブライ語で、「平和、平安、安らぎ、穏やか」を意味する言葉です。
ヘブライ語 を公用語とするイスラエルでは、私たちが日常使う「こんにちは」と同様に、挨拶の言葉 としています。 出会うたび、お互いに「あなたが平和でありますように!という意味だそうです。
がんという病を抱えながら、それでも、お心は、平安であるようにという願いを込めて患者会の名前をシャロームとしました。
- 2007/01/04(木) 15:39:59|
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