今日は、国立がんセンター中央病院にセカンド・オピニオン(第二の意見)を受けられる方にお付き合いをさせて頂きました。
彼女は、原発から他のところに転移をされており、次の薬剤について悩み、第二の意見を求めてセカンドを取られました。
転移者にとっての治療の根治は困難です。
延命か緩和の大きく2つに分けられます。延命の中に抗がん剤が含まれます。
分ってはいても、それは、残酷な宣告です。私達は、幸いにも、ネットの中の、大きながんのメーリングリストに入っていますので、ある程度理解と覚悟は出来ていました。
そんな訳で、他の方にくらべて衝撃は、少しは小さいかもしれません。しかし、エンドポイントを突きつけられて平気な方はあまり多くいないのでは・・と、私は思います。
担当の医師は、誠実にそして患者の表情を見ながら言葉を選びながら、がんの再発・転移者の今後の実状を明白にしました。
手のしびれはあると言えども、まだ、元気で自由に動けるものにとって、緩和のみの治療を選択出来る訳はありません。延命と言う言葉に抵抗はあっても、現実を受け入れながら、そのエンドポイントを踏まえて闘うしかありません。
現実を叩きつけられながら、それでも、彼女は、帰る道々、『確かに人生には、エンドポイントがあるよね。健康な人は、それを意識することなく、漠然として生きているよね。』
『でも、私にとっては、その生かされている時間が、とてつもなく感謝でありがたいのよね。今日は、次の治療の選択肢を示して頂けて、すごく嬉しい。』と、語っていました。
エンドポイントまでの闘いの厳しさを知っているがん患者にとって、自分に迫り来るであろう事態を想定しながら生きなければならない厳しい現実がそこにはあります。しかし、現在のがん患者の4割が助かり6割がエンドポイントを迎えなければならない現実の中、再発者にとって、そこを抜きにした闘いは有り得ないのです。
その中で、どんな生き方をするのか、どのような時を刻むのか、そこに、薬剤の選択が重要な意味を持つのです。
彼女は、『今日は、セカンドを受けてよかった。今まで治療に対して不安を抱いていたけれど、これからは、長いスパンで治療をしていく上で、光りが射した感じ。闘う意欲が出てきた。』と、清々気持ちで感想を述べていました。
セカンドにつき合わせて頂いた者にとって、ほっと、安堵した思いであり、帰りに2人で寄った、築地本場のお寿司やさんでは、今日は、格別美味しく頂きました。
エンドポイントなんて、本当は、誰にも分らないし、悪戯に奇跡を希求するのではないけれど、そんなもの、やっぱり分らないよ・・・と、うそぶく自分がここにいます。
しかし、エンドポインを意識しながら、どのような闘い方をすればいいかということが、明確にされ、その中で希望が持てるような生き方が出来たらいいな・・と、思った一日でした。
そういう訳で、双方向にとって有益なセカンド・オピニオンの一日だったのです。
本当にいつも、長くなってごめんなさい。
★★エリバ様・・・・議員会館のタイトルにコメントありがとうございます。ちゃんと認証しているのに、どこにも反映されないのです。本当にごめんなさい。どうしたのでしょう????
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