様々な臓器や組織に出来るがんの中で、抗がん剤による治療で『治癒』が期待出来るものがある。その抗がん剤の使い方は、標準とされる方法が確立されている。
朝日新聞3月5日の朝刊によると、国立がんセンター中央病院に、セカンド・オピニオンに訪れた患者に、『薬の量が足りません。これでは、再発の危険が高まります。』と、医師に言われたという。
縦隔に出来た胚細胞性腫瘍という発生数の少ないがんだった。治療に使う抗がん剤が一部、肺がんと似ていることから、肺がんと同じような治療になることも少なくないという。
しかし使う量が違うことと、肺がんでは普通使わないブレオマイシンという抗がん剤が欠かせないことが特徴であった。この患者は、この抗がん剤が抜けていたことと、他の抗がん剤の量も足りなかったとのこと。
大学病院に戻って、指示された抗がん剤の話をしても主治医は機嫌を悪くするばかりだったという。すぐに国立がんセンター中央病院に転院したといいます。現在は、治癒を目的とした治療を受けておられます。
『あのまま大学病院にかかっていたら今頃再発していたかもしれないと思う。同じ様な患者は他にもいるのではないか。この体験を発信していきたい。』とありました。
肺細胞性腫瘍では肺に転移があるような進行した場合でも目的は治癒。手を緩めると再発の危険性が高まる。副作用を管理して慎重に治療することが大切とあった。
適切な抗がん剤の量や使い方(コースの回数)を受けられず、治癒が期待出来るにも関わらず、最初の適切な治療が受けられなかった為に、経過がおもわしくないケースも少なくないとのこと。
がん治療には、標準治療が確率されているものも多い。インターネットやがん専門病院などで、自分のがんの治療は適切かどうかを、患者自身も確認することが大切だと私は思っています。
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