広報すぎと4月号に、がん患者会交流会のお知らせを載せて頂いた。患者会に対する理解が少しずつ広がっていることに、理屈抜きで嬉しい。
『公的機関を利用する場合は、掲載の可能性があるかもしれない・・』というアドバイスを頂いていたのだが、名称・日程・場所を明記した掲載を私は、苦渋の末に選択した。
苦渋というのは、がんは、かなりプライバシーの高い、ある意味誰にも知られたくない、出来れば隠し通したい負の病であるからだ。
シャロームの会に参加したくても、その交流会の会場を出入りするだけで、がんであることが周りの人にばれてしまうのではないか・・・、隠していたい病が、白日の下にさらされるのではないか・・と、躊躇する人が現われるかもしれない・・と思ったからです。
広報すぎとで、がん患者会シャロームの旗印を掲げられないのであれば、上記の懸念よりも、まず、がん患者会が杉戸にある・・・という認知度をあげることが先決である・・と苦渋の末に決断したのです。
正直、会員の方でも、会員と顔を合わせることは、控えたい・・・とおっしゃる方もおられます。困った時に、お電話で私とおしゃべりをするだけで、悩みを吐露するだけで、誰かがそれを聞くだけで、それだけで会員としての働きをなしている・・と私は、思っています。
会員としての関わり方も一人ひとり違っていていい、がんの顔つきが異なり、がんとの闘い様もそれぞれである様に・・一人ひとりが身の丈にあった参加の仕方でそれでいい・・・と思っています。
今日、広報すぎとをご覧になった男性のがん患者さんからシャローム携帯(090−4535−9198)にお電話を頂いた。『お仲間に入れて頂いてよろしいでしょうか?』気持ちが沈んでおられるのか、控えめなお方なのかは、お声だけでは判断出来ない。
広報すぎとへの私の決断は間違っていなかったと、その時思った。共感を持って話を傾聴しあう“わかちあい”の場をこの杉戸に提供したい。私は、そんな思いで杉戸を拠点とする患者会を設立した。この会が定着するまで、どうか私をもう少し生かして欲しいと私は密かに思っている。
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