広報すぎとの威力!part3

今日も、“広報すぎと”をご覧になった多重癌の方からお電話を頂いた。『お仲間に入れていただいてよろしいですか?。こんな会が杉戸にあるなんて、とても嬉しいです。』と、何度もおっしゃった。

健康な人の不用意な言葉は、前向きに頑張る気持ちを時に奪うことがある。体だけでなく心が痛む時がある。

ボランティア活動のひとつのフリーマーケットは、準備や品物の搬出・搬入など大変ではあるけれど、実は、とても大きな力と元気を与えられる。ところが、そこに買い物に来られる方から、私のがんを必要以上に興味のみで聞こうとする人がいたりする。

店主?である私は、その場から逃げようがない。

顔見知り程度の方が、先日のさくら祭りに私のフリマに立ち寄られた。『私も売ってよ。』と、訳の分らぬことを言い、『お元気なんですか?その後、大丈夫なんですか?頑張りすぎないで下さいね。』と、気遣われた。

『ごめん。私、あまりそういう風に言われたくないのよね。』と、はっきり表明したのであったが、相手は、それでは収まらなかった。『じゃ〜。そこそこ元気だってことなんですね。』と、言って何も買わないで去られた。(笑)

これは、とても難しいことなのですが、病気に触れて欲しくない。・・というのが正直な思いなのに、フリマをやっているから頑張りすぎる。仕事やブログを更新してるから無理をしている・・・と、いつも病気と結びつけて私の行動を判断される。

触れて欲しくないことを尋ねられると、それは、親切ではなく拷問に近くなる。『普通にしてよ。』とその度に叫びたくなる。

シャローム会員の中には、このように聞かれると、『転移を確認されるようで本当に嫌だ』という人がいる。互いの家を行き来するような親密な間柄ならいざ知らず、顔見知り程度の方に自分の病状を細かく説明するだろうか。

がんを抱える者は、少なからず同じような嫌な思いを体験している者が多い。病気の共感だけでなく、こういった生活ししづらい思いを吐き出すことも患者会の大きな目的のひとつだ。今日の方も、『お仲間にお会いして、思いっきりお話をしたい。』と、おっしゃった。

きっと、がんについて、安心して自由に語れる環境に今までなかったのでは・・・と、察して余りある。自由に思いを吐き出せる場所の提供!それが、がん患者会の大きな働きのひとつなのです。

  1. 2007/04/11(水) 21:12:28|
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