原発から4年目で肺転移をし、その後14年経った今も経口抗がん剤でNC(ノーチェンジ)状態のがん友がいる。様々な化学療法を試み、もう後は緩和しかない・・という段階から起死回生へと持ち込み現在に至る。
奇跡の癒しを施す人がいる・・と、テレビで紹介されると、アメリカまでその人に会いにいったりする。
兎に角、あきらめない。何としても自分が奇跡を起す!と、信じて突き進むすごい人だ。先日のワークショップで偶然何年かぶりにお会いした。お互い、年を取ったと一瞬感じたが、それぞれ胸の内におさめた。
昨日も今日も電話でおしゃべりをした。何が彼女に奇跡を起させたのか、私はシャロームの会員さんに少しでも有用な情報を得たい・・と、彼女に尋ねた。
余命など聞く必要などない。自分は治す・生きる・・といつも言い聞かせて、様々なものにチャレンジをして来た。法外な代替医療に手を出したりはしない。
話すと長くなるが、例えば、胸水がたまっても、『私、気合で抜きます。』と、主治医に宣言し物理的に抜くこともなく利尿剤を使うことなく、気合で本当に抜く。
彼女に言わせると、自然食だの玄米食だのは、健康な人がより健康になるためにはよい。しかし、再発患者は、兎に角、食べたい物を食べること。それが一番と力説する。
私が今生きて来れたのは、我慢しながら食べたからだ・・と力がこもる。ある日、ご主人に高級プリンが食べたいと言ったが、買ってきたのは、三連ひとパックのぷっちんプリンだったという。
『私が食べたいのは、こんなんじゃなくて洋菓子店とかデパートなどの高級なものだったの・・。』と、その日大喧嘩となったらしい。
しかし、ご主人がいなくなった時、仕方なくそれを食べたら美味しくていくらでも食べられたとのこと。その日からメキメキ力が湧いて来た経験から、ある時は我慢しながら、ある時は泣きながら兎に角食べたという。
それは、周りから食べろと強要されたからではなく、自分から生きようとするそのエネルギーにただ素直に聞き従っただけ。
7月25日のシャローム患者会に是非、その体験談を語って欲しいとお願いしたが、ある患者会の組織に入っておられるので、独断では決めかねる・・とのことだ。朗報を待っている。
5月26日(月)には、再発者とのランチが予定されているが、翌日外出するのでご一緒出来ないとのこと。しかし、お電話で自分の体得した闘い様をお話しするのは構わない・・ということで、1時半頃から2時の間に再発した会員さんとお話をして下さる約束を取り付けた。
彼女は、昨年も今年も埼玉医大での講師依頼が来ている。再発患者にとっても我々にとっても彼女の存在は希望の星だ。是非、会員さんの前で語って欲しいと切に願っている。
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