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2019_02
06
(Wed)13:10

電話相談:誰かにこの苦しみを聞いてもらいたい!

昨日、友人宅でおしゃべりをしていた。そこに一本のお電話。

泣かれている。『すぐに自宅に帰ります。そして、こちらから掛け直します。私の契約は、掛け放題ですから。』そういって急いで自宅に戻った。

勿論、内容などは書けないが、誰かにこの苦しみを聞いてもらいたくて、ネットを探していて、当会がヒットしたということであった。

私は、まず、この行為を評価した。どうにかして、誰かと繋がりたい。この苦しみを共有して欲しい。この思いこそ、私は尊く、生きようとする力だと常々思っている。

行動に起こせない人は、もっと重症だと思われるので、まずは、こうして、電話でも繋がれることが大切であるし、すでに、道はこの時点で開かれようとしている。

私の提示する情報は、すでにご存知ではあったが、がん患者のサポートを提供しているところが、その患者さんに合っているかどうかによって、その後の繋がりも信頼度も変わってくる。

他県の方ではあったが、その方のお住まいの県にも、当会会員さんがおられるので、一度、こちらのさくらんぼの会で、互いにお会いし、もし、波長が合えば、会員さん同士なかよくなれる。

しかし、これも、誰でもうまく行くとは限らない。やっぱり、馬が合うかどうかは、重要な要素である。

ひとっきりおしゃべりをした後、『ありがとうございました。』とおっしゃった。

概ねは、本当に申し訳ありませんでした。という言葉で電話を切ろうとされるので、『どうして、悪いこともしていないのに、謝られるのですか?おかしいですよ。』と、私は自論を展開するのが常。

でも、昨日の方は、何も言わず、電話終了の間際に、『ありがとうございました。』である。私は、この言葉だけとってみても、電話の相手は、厳しいけれども、そこにきっと希望を見いだせると感じた。

がんの再発・転移は、ぬぐいようのない不安に押し潰されそうになる。それでも、食べて・飲んで・吸って・吐いて・出して・寝る。

これを毎日積み重ねることで、頑張っている自分をほめる材料になる。自分を労ってもあげよう。

誰も、自分のことを正しく評価してくれる者はいないのだから、せめて、自分だけでも、内面の自分に言葉掛けをし、『本当に一日頑張ったね。>ジブン。』そう語りかけて欲し旨をお話した。

再発がんと闘う気構えはまだ持てないけれど、

『いいんですよ。頑張ってネットで検索し、がん患者会シャロームに電話を掛けてみようと、行動におこしたあなたは、とっても偉いんですから。

毎日を積み重ね、ふと立ち止まり振り返った時、絶対に、頑張った自分に気付くから。いつでも、また、電話下さいね。』

私はそういって電話を切った。