死を前にして壮絶且つ赤裸々に綴った飯島 夏樹著“ガンに生かされて”新潮社を今朝、読み終えた。2週間ばかり、眠剤及び覚せい剤?がわりに枕元に置いていた。
しかし、今朝は、もう最後まで一気に読み上げた。彼のことは、ドキュメント番組や雑誌、ギリギリまでしたためられた彼のブログも読ませて頂いていたので、分っていたつもりでいた。
以前夫が『お母さんこの本すごくいいから読むといいよ。』と、ベストセラー“天国で君に逢えたら”を、何気なく紹介してくれた。私は、『お父さんそれ、フィクションなんだよ。』と、言って興味すら示さなかった。(ベースは、ご本人の体験が織り混ぜられてはいるが・・)
でも、どうしたことだろう、私は、まるで吸い寄せられる様に、その後に出版された闘病記を、今頃手にしていた。先ほど、久しぶりに彼の公認ブログを開いたら、今まさに私が読み終えた、“ガンに生かされて”が、映画化されることを知った。
http://natsuki.air-nifty.com/natsuki/2006/12/post_91a7.html
“ガンに生かされて”は、ずっと、新潮社ホームページ上で、連載していたリアルタイムのエッセーが一冊にまとめられたものだ。彼は、10万人に一人と言われる肝細胞がんに罹り、38歳で昇天した。
これは、体験者でしか表現出来ない、意識の深層にも触れられている。今まさに、末期がんと闘っている人も、それに寄り添う家族も、この本は、次ぎに続く者への宝物のメッセージになると、私は断言する。そして私は、その宝物を今、心の中で温めている。
この本のあとがきには、
僕が勇気付けられるのは、この本に込めた思いが、人から人へと、まるで渓流の美しい水が流れるように伝わっていくことです。と、書かれている。
以前私は、この本の紹介された新聞切り抜きを保管していた。私が何を語るよりも、専門家の推薦文を載せるが一番!
そして、映画化された暁には、是非、みなさんも映画館に足を運んで頂きたいと思うのです。
昔の新聞記事より↓
ガンにいかされて 飯島 夏樹著
天国で逢おう = 妻と幼い子ども4人を残して著者は逝った=
ベストセラー『天国で君に逢えたら』の著者が、余命宣告期限を越えて188日、最期まで綴り続けた“命の記録”
静かに苦しみつつ、
時が訪れるのを
待っていた。
もう自分の頑張りもこれくらいだろう。
そこで、よしっと決めた。
生きるのに、時があり、死ぬのに時がある。
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