昨年5月参議院本会議の代表質問で異例の“がん告白”をした山本議員。政治家が病気を告白することは、一気に政治生命を絶たれる危機にさらされる。
しかし、その政治生命をかけた告白が、“がん対策基本法”を会期末ギリギリで成立させた。彼の働きの成果だと誰もが認める。
今週の火曜日に開かれた臨時参議院本会議では、『あっ。山本さんおめでとうございます。』と声がかかり、与野党を越えて山本議員に拍手が送られた。私はその瞬間、涙が溢れた。
今年2月参議院会館に訪れた時の山本議員、渋谷でお会いした時の山本議員、四ツ谷でお会いした時の山本議員、そして最後の街頭演説の時の山本議員は、誰の目にも、彼が心から命の政治を全うしようとしていることが手に取るように分った。それは、真剣且つ本物であることは疑いようがなかった。
がん対策基本法の恩恵は、確かにがんにならなければ実感出来ないかもしれない。しかし、2人に一人にがんに罹患し、3人に一人が癌で亡くなっている現状で、きっと、この法案のありがたみを感じる方は必ず現れる。
山本議員もまた、がん患者となり、国のがん対策を検証してみて初めて多くの課題があることに気付かされた。
彼の使命は、その問題ひとつ一つの解決策に乗り出し日本のがん医療の水準を向上させるべく奔走して下さることもそのひとつだ。
現に、8月8日、国内のがん患者の会(がん患者団体支援機構)のメーリングリストに、早速山本議員からの投稿があった。
参議院選挙が終わり、以前と同じようにメールが発信できるようになりました(選挙期間中、候補者はメールを発信できないとされています)。これからも、みなさんとご一緒に、がん医療や日本の医療、福祉制度の充実のために精一杯の取り組みをしていきます。引き続き、情報提供などでご支援、ご指導をお願いいたします。
この後、具体的な活動に対するメールは続く。私が政治家をこのように賞賛することは、もう後にも先にも決してないと断言する。がん患者というだけでなく、このような自分の身を削りながらでも、一人でも多くの命を救うために、奔走する人はもう現れないような気がするからだ。
山本議員の座右の銘は、『我、一粒の麦とならん。』だと放映されていた。
一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただの一粒のままである。しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる。聖書の言葉。
彼がクリスチャンかどうかは、勿論知らない。この一粒の麦が聖書に由来しているかどうかも分らない。でも、漠然とではあるが、ぼんやりとこの聖書の言葉と繋がるような気がして憶測で書いてみた。
明日も、スーパーモーニング特集Part3は続きます。
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