2013_03
21
(Thu)22:10

45番目の天使!Part2

なかなか、時間が取れなくてまだ、彼女のmailを整理していないが、(少しはした)次々にトライする薬剤名が書かれてある。

きっと、患者以外の誰に言っても、それは理解出来ない。患者会であるなら、誰かしらは、その薬剤に詳しい者がいる。

副作用の大変さを理解してくれる者がいる。泣いたと言っても、皆が泣いているので弱虫でも情けない訳でもない。

大切なことは、泣いたということ、辛いということ、ショックだということを言える場所があるか、ないかで、自分を支える度合いは変わってくると私は思っている。

生前から、彼女のmailの転載の許可を得ている。

おはようございます。

23日はどのようにしたらよいでしょうか?

私は昨日ゼローダの効果を見るために撮ったCTの結果、全く薬が効いておらず、肺の転移箇所が大きくなっていることがわかり、年明けからナベルビンの点滴に変更になりました。

そういうことも想定内ではありましたが、初めて診察室で泣いてしまいました。(転移がわかったときはショックで涙も出ませんでした)

帰ってからいろんな人のブログなど見ていると、もちろんナベルビンが奏功している人もいるので、次頑張るしかないなという気持ちになりました。

ゼローダがだめだと同じようなTS1も効かないであろう、と2つ薬が消えてしまったのはショックでした。

それと、次回のさくらんぼの会はもう日にちが決まっていますか?

23日とは、中外製薬さんの浅草チャリティーイベントのことで、その終了後、2011年は、15~6名で、楽しい・楽しい。忘年会をした。さくらんぼの会とは、当会の再発・転移者の会のことである。

更に、そのイベント参加後のメールでは、次のように大変喜んで頂いたというmailを受信している。

2011年12月24日 13:38

昨日はお世話になりました。

談春さんの高座、とてもとても楽しかったです。
行ってよかったです。本当に。

お食事会(と家族には言ってある飲み会)もおもしろかったです!

今週は落ち込んでいたのに、「〇〇さんだあいすき」と言われて大笑いしている自分がそこにいました。

元気をもらってまたがんばります(笑)。

来年もどうぞよろしくお願いします


シャロームの会員さんの中に、女子高時代の憧れの先輩に彼女が似ている・・ということで、『〇〇さんだぁ~い好き』と、会員さんに連発され、彼女は、もう、お腹の底からゲラゲラと大笑いしていた。

また、2012年3月か4月頃申請していたがん患者の障害年金も、早々と7月には受給が決まっていた。

とても素直な性格であったので、私の勧めたこの申請も、すぐにご主人に相談し、社労士さんに委託し支給へと繋がった。

彼女は、お料理教室や患者の集い。さくらんぼの会と、可能な限り参加し、その感想をいつもmailで寄こしてくれていた。何度か、ブログにも登場している。

また 、こういったmailも受信している。

シャローム様

雨は大丈夫でしたか?すごかったですね。

今日はおいしいお料理をご馳走様でした。ろれつもうまく回らないし、と思っていましたが、
娘が送ってくれたので行くことができました。

そうしたら、その腕によりをかけたお料理の数々!感動しました。本当にありがとうございました。どれもとても美味しかったです。

明日さっそく教えて頂いたレシピを作ってみようと思います。

〇〇さんや△△さん、★★さん、この間元気でいた人が、次の集まりにはいない、なんという集まりなんだろうと思います。だからこそ、ほんとうに貴重な時間でした。

また次も参加できたらいいなあ。

それではありがとうございました。

さくらんぼの会では、次々に仲間が召天してしまうことに対して、なんという集まりなんだろうと、書かれてある。

確かに、ものすごい勢いで仲間を失う。ゆっくり惜別の悲しみにくれる間などなく、仲間がいなくなる。こんな辛い会に集うことで何の意味があるのか・・と閲覧者は思うかもしれない。

しかし、一人ひとりの仲間の後ろ姿は、次に続く者にとっては、一歩先行く先輩である。ちゃんと、その生き様を惜しげもなく教えてくれる。

そんなの嫌だと言う人は、患者会には不向きである。きちんと、死をみつめ、逃げないで真正面から向き合う。

身を持って教えてくれる大切なことも、それでもやっぱり他人事のように聞いてしまうことから、なかなか、自分の身についていない場合もある。

ほとんどの人が最後の最期にやり残しがあり、失敗したとか後悔している・・・という言葉を口にする。『こんなに早く体が動けなくなるとは思わなかった。』という言葉もよく耳にする。

死ぬるという人生最後の仕事をなし終えるためには、やはりそれなりの準備が必要である。主婦にとってのやり残しは、やはり身辺整理が一番多い。

昨日なくなった彼女は、兎に角いつも心がコンスタントに安定していた。だから、一緒にいても、ワサワサしないで安らげた。言葉も、どちらかというとスローモーであった。

仲間がいなくなるということは、本当に言葉には言い表せられない寂しさである。それでも、一分・一秒長生きして・・という思いは、一分一秒苦しんでね。ということであることを私は知っている。

だから私は、『お疲れ様。そしてありがとう。』なのである。そして、彼女は、命の火が消えたことで、立派に子育てを完了した。

人は死ぬ・・・ということを、子供たちに厳かに教えた立派な立派なお母さん。『あなたに出会えて、私は、幸せだったよ。本当にありがとう。』

前夜式や告別式のご案内も頂いている。しかし、患者会の繋がりは、生前までとなっている。会費を徴収していない当会は、心の中で、お別れをする。

彼女もまた、仲間のどなたのご葬儀にも参席されていない。心苦しいけれど、彼女は理解してくれていることだろう。

昨年5月から、一年も経っていないのに、もう8名もの仲間を見送っている。

桜散る
見送る桜も
桜散る

ー作者不明ー

C.O.M.M.E.N.T

思い出すのは少しはにかんだ優しい笑顔です。

私が手術直前の入院中、不安でいっぱいだったときに病室を訪ねてくれた貴女の笑顔。

受診日が一緒のときは待合室で他愛もないガールズトークに花が咲き、待ち時間の長さも忘れておしゃべりしていた貴女の笑顔。

いただいた手作りケーキ美味しかったよってお礼を言ったら「よかった。自分の分はなかったからどんな味か心配だったの。」と言ったときの貴女の笑顔。

食いしん坊の私は一人で全部食べてしまったのに・・・。

貴女の笑顔がルノアールの”ジャンヌ・サマリーの肖像”に似てますねって言ったとき、息子さんが「本当ですね」って貴女にそっくりの笑顔を返してくれました。

貴女の笑顔に今わたしが伝えたいのは、たくさんのありがとう。
本当に、本当に、ありがとう。

2013/03/22 (Fri) 11:17 | kurara #- | URL | 編集 | 返信

Re:

kurara様

ふふ。食いしん坊と言えば、彼女もそうでした。
1人ひとりにルシアンクッキーを患者の集いでプレゼントした時、(材料費は、シャロームから)

彼女もまた、「全部一人で食べちゃいました。」というmail頂いたことあります。

彼女にもう会えないなんて思うと、本当に寂しい。

私は、お嬢さんにも息子さんにもお会いしたけど、
本当にとっても感じがよくて笑顔がとびっきり素敵なお子さんたちだった。

ルシアンクッキーをお見舞いとしてもって言った時、
『わぁ~嬉しい。』と、彼女の娘さんらしい反応を頂きました。

お子さんたち2人とも、一辺に心根の優しいお子さんたちだなぁ~と思いました。

お母さん亡き後も、母親の愛情を胸にしっかりと生きて行かれることでしょうね。

コメントをありがとうございました。
彼女に代わって感謝します。

2013/03/22 (Fri) 18:28 | がん患者会シャローム #CjlWd7YA | URL | 編集 | 返信

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