2013_06
24
(Mon)22:53

ホスピスに受診(初診)した会員さんからのご報告!

本日、再発・転移している会員さんから、かねてよりホスピス初診の予約をしていた病院に受診したとご報告を受けた。

この情報は、皆で共有するに値すると判断し、直接彼女に電話で詳しく聞いて、ブログへの掲載も了解を得た。

そもそも彼女は、中央沿線オフ会に参加していた時には、まだ再発・転移をしていなかった。参加者の中に、再発していた会員さんが、『シャロームさんに言われてホスピスに行ったよ。最悪に備えるために・・。』

という話をして下さった。勿論、死に向かって生きるための準備ではない。よりよく生きるための準備だ。

現在かかっている主治医からは、『まだ早い。』と言われていたようであったが、私に言わせれば、現状を知らな過ぎる・・と私は思っている。

病院から紹介されたところは、まったく受け入れてもらえず行き場がない・・とうろたえる人などのご相談をよく受けている私は、

当会会員さんだけでも、『再発・転移したら根治しないタイプのがんの場合は、なるべく早くまずは、最期に診てもらうところを確保しておくこと。 』

っと私は、口をすっぱくしてお話をさせて頂く。非惨な最期を向かえざるを得なかった会員さんの悲痛な叫びを聞いているからだ。

『この病院は、お勧めでない!』そう言い残して亡くなった会員さんもいた。だから、元気な内に、終の棲家を決めてさえいれば、帰る?場所さえ保障されていれば、安心して治療に専念できる。

悠長に構えていたら、行き場をなくして、まさにがん難民になってしまう。そうならないにしても、充分な緩和ケアを受けられない病院に飛び込むことになる。

短期間で見つけられる訳がない。 (最も、主治医と懇意にしている医療者や医療機関があった場合は、例外だが・・)

自分の目と口と耳と体で自分の人生のファイナルステージの場所を予め選んでおいて欲しいと常々私は訴えている。

そんなことを視野に入れて生きるのは辛すぎる。まだまだあきらめる訳にはいかないし、治ることを目標にして最期まで生きる。敗北者になったようで、生きる希望が見出せない。という人も中にはいるだろう。

人は生きて来たように病と闘い、生きて来たように死んでいく。何かの本で読んだことがある。だから、人それぞれであるからして、そういった方々を否定するつもりは毛頭ない。

ただ、最期の最後に慌てふためかないために、『こんなはずじゃなかった・・』ということにならないために、私は、私のスタンスで情報を発信する。

さて、前置きが長くなって申し訳ない。

彼女は、再発・転移したばかりではあったが、ホスピスに予約を取った。この予約の時は、病名と簡単な病状、そして連絡先を聞かれるだけ。

この段階で、今かかっている主治医の紹介状は必要ない。診察までには3か月位待った。

そして、昨日がその初診の予約日であった。予め用意しておいた主治医の紹介状を持って受診した。

注:紹介状は、ホスピス受診に合わせて書いてもらう。3ヶ月後には、患者の状態も変化していると思われるので、紹介状は患者の現況で書いてもらう。)

ホスピスの医師は、大変穏やかで感じのいい医師だったという。手渡されたプリントに沿ってお話をして下さった。

少々びっくりしたのは、『入院が必要となった時、待機者が多く、自分の番が来ないのでは・・』という危惧に対しては、

入院したくなった時に、その旨をホスピスに伝えれば、すでに診察をしており、カルテが用意されているので、おおよそ希望の日(近く)に入院出来る。
勿論、入院患者さんの病態にもよるが、そんなに待たせることはない・・という。早くから初診でホスピスを申し込んでいるから・・という理由で、優先順位が決まる訳ではないとも言われたとか。 (確かに、老人ホームの入居待機者じゃあるまいし・・)

地元のタクシー運転手さんなどは、『”よく入院出来ましたね。あそこの病院は、100人待ちですよ、難関ホスピスなんですよ。”と噂しているようであるが、事実と異なる。』とのこと。

すぐに入れる場合もあれば、少し待ってもらう場合もある・・・・らしい。

『ホスピスに入りたいと思う』・・・ということは、たとえば、まだ旅行に行けるとか家事が出来る・・という体力がある段階では、そのようには思わない・・ということなのだ。
 
『もう、そろそろホスピスに入りたい。』と、多分、自然に体で感じるのだろう。

ただ、そこのホスピスは、緩和ケア外来がないので、ペインコントロールは、最寄りの病院にかかることを勧められたとのこと。

緩和を施してくれる病院をいくつか紹介され、『ホスピスに入るまでの中間病院をまず決めておくように・・』と指示されたとのこと。

現在通院中の病院は、遠方なので、いよいよ積極的治療が困難になった場合にかかる病院は、今から決めておくことは、転ばぬ先の杖である。

その中間病院をも、『今の元気な内に、きちんと決めておきたい』と、今日の彼女は口にしていた。それこそが、最善を期待し最悪に備える・・ということである。

また、明日に続きを書きたいと思うが、

本日、一通のmailを受信した。以前、ご相談の方が、私のお勧めした緩和ケア病棟で、安らかに息を引き取られたとのこと。

そしてそこに入院したことを、患者さんご本人が生前とても喜ばれていた・・ということが書かれてあった。

その方にお会いした時は、4月まだまだお元気で私に会いに来られた。5月の連休で急激に体調を崩し、急いでいくつか候補にあたった。

(本当は、4月の段階で、急いで終の棲家を決めておいて・・と私は言ったのであるが、やはり、少し悠長に構えられていたようであった。)

5月の連休の後、シャローム専用携帯にお電話を頂く、『急いで、緩和ケア病棟に予約し手下さい。お入りになりたい病棟は、仮入院が必要ですので、その手続きを早く取って!』と、強く勧めた。
 
仮入院も間にあったようで、希望する病院で、納得された環境で、周りに感謝されながら命の火は穏やかに消えた。

がんが再発・転移をしたら、きちんと、最期の時をシミュレーションすること!その備えをきちんと完備した上で、再発・転移の積極的治療を受ける。

この二段構えの姿勢があるから、きちんと道筋が照らされているから、迷わないで希望を持って、安心して治療に専念することが出来るのでは・・・と私は思っている。

私は、国立がん研究センター中央病院の患者である。もし私が再発・転移した時はこの病院を出なければならないことは、先輩患者を見て知っていた。

だから、私は当時都立豊島病院の緩和ケア科長の向山雄人医師にお話を聞きに行った。(現在は、癌研有明病院の緩和ケア部長)

それがご縁で2008年:当会主催の緩和ケア講演会に基調講演者としてご登壇頂いた。尊い歴史を生きてきた尊厳ある一人ひとりが、最期の最後にもだえ苦しむことがないように、

どうか、ご自分の人生の幕引きは、大喝采の中で幸せに穏やかに、そっと優しそのページを閉じることが出来ますように。

終末期の準備は、その時期を迎える前に準備をされることを再度私はお勧めしたい!


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