2007_09
12
(Wed)20:33

川田龍平氏主催の勉強会fine

助走も飛ぶうち・・と、勝手に判断し昨日は前説が長くなり本当に申し訳ありませんでした。(笑)川田龍平氏の呼びかけで、衆参議員勉強会は、議員6~7名、医療従事者、一般、メディアなど60名くらいの参加で、第3会議室は満室だった。

勉強会のリポートが今回ほど難しく感じたことはないくらい、まとめるのが非常に困難。間違ったことを書いてもいけない。しかし、全てを網羅することも不可能。簡潔なものになることをどうかお許し願いたい。

1、一人の女性が、『抗がん剤の副作用はこんなにも苦しいのでしょうか。』と金沢大学附属病院の担当外の打出医師に相談する。

2、打出医師は、『高用量の抗がん剤の臨床試験をしているので仕方が無い。』と、患者に伝えた。

3、患者は、寝耳に水だった。打出氏は、生前に手紙に綴った言葉が忘れない・・という。『今より治療が開発されれば、子や孫の未来が明るくなる。それなら多少犠牲になっても、臨床試験に参加する意味があるかもしれない。でも、せめて、一言患者に説明し、同意を得るべきではないでしょうか。』

4、患者は、術後一年で51歳の若さで亡くなった。遺族は、病院を管理する国に損害賠償を求めて民事訴訟をおこした。

5、病院側は、女性の名前の入っていない症例登録票を提出。「登録されてもいないし、比較臨床試験を行った事実はない。」と、主張した。改ざんされていた。

6、打出医師は、証言台に立った。まるで白い虚塔を地でいく話だ。現役医師が病院側と対峙するのは異例。その後、アカデミックハラスメントの状況は、現在も続く。内部告発者の保護は現状ではまったく保障されない。

7、問題はこれからだ。大体、この化学療法の効果は当時、ほぼ確立済みだった。なのに何故これが行われたか・・・。それは、同時に別の臨床試験を行っていたのだ。抗がん剤で下がった白血球を未然に防げないか・・という承認後の用法拡大を狙った試験だったようだ。

8、国側は、上記の因果関係を否定しているが、比較臨床試験を受けた大半の患者が、上記の臨床試験の被験者になっている。ダブルパンチであったことだろうと思うと、もう私は居たたまれなくなった。

9、薬害エイズもまた背景こそ違うが患者の尊厳も人命も無視され、虫けらのように扱われた。

10、打出医師は、母親の顔を覚えていないという。2歳年下の妹を生んだ後、間もなく亡くなったという。『運命は変えられないのかもしれない。でも、医療に携わって一生懸命やれば、一人でも多くの患者の不幸な運命を変えられるかもしれない。』医師を志した理由という。最高裁に移っても、信念をまげず、患者(遺族)を支えるつもりという。

11、2003年2月金沢地裁判決では、原告側の一部を認め、国に損害賠償を求めた。被告側は控訴した。

12、打出氏は、製薬会社と医療者との癒着を指摘。一件臨床試験をすると病院に何十万円というお金が支給される。それは、病院の研究費などに使われるという。

※臨床試験にまつわる裏情報も会場で耳にした。臨床試験は新薬認可のためには、不可欠である。しかしこのような痛ましい事例を防ぐ為に、政策としてどうすればよいか、他の国のように法令化が急務である・・と川田議員は訴えた。

国立がんセンター中央病院などでは、インフォームド・コンセント(説明と同意)は、しっかり行われている。しかし、一昔前までは、かなり問題であったと聞き及んでいる。医療現場も、少しずつ・少しずつ改善されている。しかし、我々は、医療消費者なのだ、治療は品定めのようにしっかり納得して受けなければならない時代が来ていると私は思っている。 

C.O.M.M.E.N.T

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川田龍平 2007/09/07~10/07

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2007.10.07 (Sun) 18:20 | 最新キーワードの情報収集・動画ブログ 第一倉庫 芸能・有名人