こんなことでもない限り、無縁な東大赤門をくぐって東大医学部教育研究棟へ。14階からの夜の眺望は、夕日に映えて美しく、心も身体も癒されるような果てしない広がりでした。
講演会は、実に中味が濃く難解でしたが、神経ブロックの画像などは、思わず惹きつけられました。緩和もペインコントロールもその適した時期があり、それを逸すると効果や恩恵にあやかれにくくなる・・・という説明は、大きな収穫でした。
以前も、このような類の講演会でも、『痛みを我慢すると、その痛みが記憶され、その後のコントロールが効き難くなる・・』という話とも少しは通じるところなのかもしれません。
一緒に伴ったシャロームの会員は、再発患者です。
講演会終了後、講師をして下さった麻酔科の医師に、彼女は思わず、歩み寄りました。
2年半悩ませた手の痛みや痺れを訴えると、その場で触診して下さり、『外来にいらっしゃいませんか?この痛みは、神経ブロックで解消できるかもしれません』と、言って頂きました。彼女は、『来週外来を訪れよう。』と、帰る道々希望に燃えた明るい声で話していました。
また、その後の経過などを、このブログでご報告したいと思いますが、このように情報や知識があるとないのとでは、その後の生活の質は、天と地の開きがあります。
きちんと、説明と同意(インフォームドコンセント)の上で、治療を選択し、病を抱えながらそれでも、QOLを高めることが出来れば、随分病と闘いやすくなります。
彼女の手の痛みと痺れが適切な治療で解消されますよう願ってやみません。
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