2014_01
31
(Fri)18:34

\(^o^)/国立がん研究センター中央病院に転院出来たぁ~!!!

昨日の末尾にも書いたが、今日は、国立がん研究センター中央病院(東銀座)に、会員さんの診察に同伴させて頂いた。

現在の主治医からは、『どうせ、転院なんて出来ないでしょうよ!』と冷たく言い放たれていた。

そもそも、がんの治療を受けているのに、治療方針の提示がない。だから、患者が勉強しては、次はこれ、今度はこれ・・・と、リクエストするのだ。

診察中は、一度も患者の顔を見ない。最初の抗がん剤の時、『副作用が辛いので・・』というと、『それでは止めましょう。』であっさりおしまい。
 
血液検査だけは、継続していたが、腫瘍マーカーが上がっても、何の手立てもない。たまたま、会員さんが新聞で得たがん情報を診察の時に伝えると、『それでは、照射しましょう。』 という感じで、主治医と手を携えてがんと闘っているという感覚は一度もなかった。

半年後、一旦下がっていた腫瘍マーカーが上がり始めた。例によって何の治療方針も示されない。まるで、『患者は、どうせ死ぬのだから・・』そんな最初から死ありきのような対応。 (彼女は、ステージⅣaの手術不能患者)

同じがん種の当会会員さんが、ある抗がん剤をかつて受けていた。上記の彼女は、その情報を得て、『先生、この抗がん剤が使えるのではないでしょうか。』すると、 『分かりました。それにします。』 と主治医。 一体、なんなの?私の方が怒ってしまう。

まずは、今回の、国立がん研究センターの外来を受診するにあたり、自分の病歴を一枚の紙にまとめることにした。

彼女は、添付の仕方が分らないので、PCから印刷をして私のところへFAXで送ってきた。私も手厳しくチェックを入れる。『ここが抜けている。あれも、書いてない!』赤の他人の私が必死になって資料作りに協力する。結局、『ほっとかれへん』のだ。

国立がんセンター 

そびえ立つ国立がん研究センター中央病院を見上げた。私が10年間通った病院。目頭が熱くなり涙が溢れた。私は、まだ自分のがんを未だに受け入れていない。当時の辛さが完全によみがえった。

東武スカイツリーラインは、事故で大幅に遅延したが、私が先に着いた。当時の私の待合室に座ってみた。懐かしさと共にがむしゃらにがんと闘っていた自分がオーバラップした。まるで、反射的に、『失礼します。』と言って、診察室に入ってしまいそうな錯覚に陥った。

会員さんと合流し、手続き後、ある科の診察室に入った。この医師は、予め評判のよい医師として情報を得ていた。

うわさ通り素晴らしい医師であった。まるで私の主治医(現在は、日本医科大学武蔵小杉病院)勝俣範之医師を彷彿とさせるような、落ち着いて、じっくり患者の話を聴き、何にもまして、体を患者に向け、そして、きちんと画像・現在の病態などの説明をして下さる。

しかし、その後その医師はこう言った。『このがんは、どこの医療機関でも治療方針に、そう大差はありません。がんの均てん化と言って、どこでも同じような治療を受けられます。むしろ、お家に近い病院の方が今後よいと思います。』

だめだ!もう、待ってられない。医師と患者(会員さん)のやり取りに横入りする。がん患者会シャロームの名刺を差し出し、この病院に受診した理由と転院したい理由を強く熱く、激しく語った。

『私は、嘘をついている訳ではありません。均てん化という触れ込みも、実際は、底上げが必要です。よしんば抗がん剤の種類は同じでも、投与量が低かったり、支持療法(副作用対策)がなされていなかったり、地方の患者は悲惨なのです。』と訴えた。

すると、目の前の医師がこういった。『確かに、今処方されている抗がん剤も標準投与量の2割低いですね。』穏やかに言った。

『先生。お願いです。彼女は、もう緩和ケアの病院も決めていますし、そこに通院もしています。もし、国立がん研究センター中央病院に転院出来ても、今の病院の緩和ケアで看て頂くという確約を取り付けています。

末期になった場合は、こちらにご迷惑をおかけすることはありません。ここは、研究機関なので、必要な治験があればそれも受けます。(これは、私の勝手な判断で口にしてしまった。その後、”ねっ”と会員さんに言って同意を促した。笑)お願いです。転院させて下さい。』 私は必死で矢継ぎ早に訴えた。

更に、
『今まで劣悪な医療環境の中で、たった一人でがんと闘って来ました。このがんが厳しいことも彼女は、充分承知しています。これ以上抗がん剤投与がベネフィットよりもリスクが大きいと先生がご判断されれば、それを彼女に伝えて下さい。

彼女は、その時は、先生にそれ以上ご無理をお願いすることはありません。先生を困らせることもしません。潔くその時は、地元の緩和ケア病棟で最期を迎えます。』

この会員さんは、埼玉県外の患者である。 

ご主人はお病気を患っており、彼女の病気に寄り添ってもらえる状況にありません。子供たち3人も遠方にいて、このように診察に同伴してくれる人は、彼女の場合はいないのです。

でも、彼女としては、最後にがん専門病院で、がんに精通した医師の元で、納得のいく治療を受けたいと切望されているのです。是非、転院をお受け頂けないでしょうか。。。。』

流れが変わった。『分かりました。このがん種は、今後、やれることは限られていますけど、そういうお気持ちであるなら、こちらで治療を始めましょう。今日、CTと心電図、血液検査を受けて下さい。終わったら、また、この診察室に戻ってきて下さい。 』

彼女は、一際大きな声で、そして興奮気味に、そして、顔が崩れるほどの笑顔で、『ありがとうございました。』と子供のようにはしゃいだ声でお礼を言った。

私の今日の務めは終わった。『どうしても・・・。』ということで、19階のレストランでランチをご馳走して頂いた。私は珍しくそのお気持ちに甘え、瓶ビールをランチの他にオーダーし、美味しく。美味しく。頂いた。 (笑) 私は、ランチを頂いてから彼女とお別れした。

今日のように、会員さんに同伴する場合は、会員さんからその交通費を頂くことになっている。私の一日分の活動経費としては、更に、シャローム会計からいくばくか定額の謝礼を頂く。
 
私のがん種とは異なるので、患者会活動の合間を縫って、そのがん種の勉強をした。にわかではあったが、そこで感じた疑問なども、本日の医師に質問してみるなど、いつものことであるが、私自身も大きな学びになった。

今朝は、9時3分の電車に乗り、帰宅したのは、18時前であった。長い一日は終わった。私が患者会の代表をしている間は、こうして、手を抜かない。患者会を閉じる時は、一切の働きからは手を引く。

それまでは、全力投球で突っ走る。やっぱり今日も疲れたけれど、心地よい疲れであることは言うまでもない。

話は前後するが、別の会員さんからSOSのメールが入る。ちょうど、日比谷線に乗車する寸前だった。

抗がん剤の副作用で何も口に出来ない!ふらふら・・とのこと。電話・メールのやり取り後、帰路中、会員さん宅のインターホンを押した。

エントランスで、『私に出来ることがあったら声かけて!』と伝えた。彼女は、両手で口をおおい感極まった。

その後、帰宅。今度は、今日、緩和ケア外来を初めて受診した会員さんから、メールを受診した。この続きは明日、綴らせて頂こう。いつも、ブログ閲覧に心から感謝!!!

★過去関連ブログ記事!
2014年1月14日
埼玉県立がんセンターに転院出来た会員さん
感涙にむせぶ!



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2014/01/31 (Fri) 19:18 | 相談者M #- | URL | 編集 | 返信

Mちゃん

コメントありがと。思わず電話しちゃったね。お声が聞きたくなった。

一緒に喜んでくれると思って・・。

あなたの応援を今日の彼女も喜んでいた。同じ会員でも面識はない。それでもこうして仲間力は働くのね。

いつも、本当にありがと。あなたの時同様に、最初は厳しかったけど、受け入れてもらえるとなったら、善は急げなのですね。今日、あわただしく検査をしました。

Mちゃんの時と同じ。兎に角、納得のいく治療を受けたい。患者は贅沢をいっている訳ではないのにね。なかなか、そんな思いが叶えられる患者なんて、一握りなのかもしれませんね。

2014/01/31 (Fri) 23:53 | がん患者会シャローム #CjlWd7YA | URL | 編集 | 返信

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