2015_02
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(Tue)18:23

医師から「治療拒否」同意書!毎日新聞の記事に感じたこと!

まずは、下記の記事を読んで欲しい↓

▽がん:全摘出手術に迷う患者 
     医師から「治療拒否」同意書
  http://mainichi.jp/m/?nW3S0e

私は、患者であるから、基本、患者よりである。この記事を書かれた三輪晴美さんも去年、当会の活動のことを書いて下さり、私はここだけの話、彼女のファンである。

さて、上記の記事に書いてあることは、事実であろう。しかし、私は、この治療拒否を乱暴に患者に叩きつけた彼のこの行為の背景を思った。

勿論、三輪記者もその真意を確かめるために取材を試みたとあるが、退職してそれが叶わなかったと書かれてある。

この医者の行動には、『今後一切のあなたの治療は行いません!』というまさに、耳を疑う暴言にびっくり仰天する。

確かに、時間を掛けて、今、こうして検査・入院・手術の予定を立てて、一刻も早く治療をした方がいいとインフォームドコンセント(説明と同意)をすれば、(説得すれば)患者が言っているように、もしかして、医者の言うとおりに手術を受けたかもしれない・・・とある。

それでは、この医師の度量が小さかった、短気だった。短絡的だ。医師の拙速さが問題とも言い切れないのではないかと思っている。問題は他にある・・と。

その医師は、あまりにも大人げないとは思う。これでよいとは思わない。でも、患者のご主人は、誰の影響で『手術はやめとけ』と言ったのか、それは、医療否定本の著書を読んでいたからに他ならない。

患者の私は、いや、10年生存率4~5割の説明を受けていた当時の私は、私にやれるだけの治療を主治医(勝俣範之医師)とタッグを組んでやってきた。夫は、私の治療に対しては、まったく介入してくることはなかった。

要するに、異を唱える、治療の足を引っ張る人間も私の周りにいなかったことは、言い方を変えればラッキーだったと今思えたりした。(言葉を変えれば、親身に寄り添ってもらえなかった・・・とも言えるが。)

さて、この記事を読んで、諸悪の根源って誰だろう、その焦点がずれている?ような気がして、何だか、ワサワサしている私がいる。

勿論、ご主人ではない。ご主人にそのように思わせている医療者(K医師)こそが、私は問題だと言いたいのだ。

医学書ではない一般書。がん学会に論文を提出するでもない自論。世界で相手にされないこの彼の著書が、日本では空前の勢いとばかりに100万部を突破している。

私もこの類の相談を受けたことがある。まるで、洗脳されているようで、その思考に風穴を開けるのは容易でない。巧みな心理作戦。読者の心を鷲掴みにするそのテクニック(表現)満載の本。

私は、治療を拒否した患者に対し、今後一切の治療を拒否をしたその医師も、そして、がん摘出手術に反対したご主人も、そして、その当事者である患者も、実は、医療否定本に翻弄された犠牲者だと、私は、強く思っている。

医療否定本を書いた医師もその出版社も、責任を追及されることのないこの国の生ぬるさに、私は憤りを隠せない。

どこかの誰かがネットで言っていた。厚労省が黙ってこんな本が世に出回るのを看過しているのは、健康保険が破たんしかかっているから、がん放置論は、国の陰謀論ではないかと・・・。

そう思われても仕方のないような放置本。命を救うのが政治家の仕事!そう言い切って国会議員を全うして天に召された山本孝史議員

彼がもしご生存されて活躍していたなら、『がん放置論を放置することで、国民の尊い命が奪われている、この情弱者をだまして誘導するような行為を放置していいのですか?』と、国会質問したかもしれない。

また今日も熱く語ってしまった。

バリバリ推薦書
勝俣範之著 「抗がん剤は効かない」の罪

C.O.M.M.E.N.T

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