2015_03
02
(Mon)21:43

患者会だからこそ出来ること!

本日、朝、8時半。とてもとても深刻なご相談のお電話を頂いた。

昨年8月に掲載された全国紙毎日新聞のことを思い出されてのお電話だった。

お互い泣きながら思いを重ねた。病院やお医者さんを紹介した。電話のお相手は、現在は身動き取れない状態であるが、時期が来たら、私も動くことをお約束した。

病院の中でのピアサポートとは、まったく異なる活動である。この会は、どこかに所属している訳でも、どこかにお伺いを立てながら活動するものでもない。

そういった意味では、独自性があり自由も利く。しかし、立ち上げた私の責任は重大である。人の生き死にに関わる大変厳しい内容に、私は時に戸惑い、時に涙し、時に毅然とした態度に出る。

お相手のお気持ちが痛いほど分かるだけに、力が入り、一緒に最善策を考える。その場しのびの慰めは要らない。人の人生を左右しかねないご相談に、そんな無責任なことは、私は口が裂けても言えない。

現状をご理解頂くためには、厳しいことも言わせて頂くこともある。でも、それは、悪戯に他人事のように言い放っているのではない。

むしろ、冷たいと受け取られないように、誤解されないように、今日は、真実をしっかり認識して頂くために、私も必死だった。

『私は、患者目線でのお話しかできません。患者会として多くの方に触れた経験で感じたことですが・・・。』 あるいは、『〇〇さんのがん体験の講演を聞いた時のことですが・・・。』

様々な事例を上げながら、電話の向こうのご相談者の心目がけて言葉を発した。届いて欲しい。響いて欲しい!ただ、その一念で私は心と思いを注いだ。

ご相談者のお心は如何ばかりだったか・・・。『今、最も大切なことは・・・。』私なりに、要点をまとめながら確認を何度もさせて頂いた。

到底受け入れがたいであろう私からのアドバイスを、少しずつ本当に少しずつご理解頂いた。100歩譲っても認めることは出来ない内容。医療者が言葉を選びながら伝えるであろう真実を、

私のような者が言葉にしてもいいのだろうか・・・・。でも、私には迷いはなかった。今を逃して欲しくなかったし、後悔をさせたくなかった。

こんな大それたことを言えるのは、取りも直さず、独立独歩の患者会ならではの対応だからだ。どこにも、ご迷惑を掛けることではない。

だからこそ、我々がん患者会に課せられた任務があるはずである。オブラートに包むことでも、嘘をつく必要もない。責任を持って愛を持って私はこれからも、ご相談者に接する覚悟。

今日のご相談を明日にでも、ワードに記録してお二人の医師に添付してご相談をしよう。今日は私も頭と心の整理がついてない。

電話の向こうのお相手は、『また、電話を掛けてもいいですか?今日、〇〇のことが分かっただけでも本当によかったです。』医療者の言葉に翻弄され、疲弊されている。でも、今、倒れる訳にはいかない。気丈にふるまうしかない。深い愛がご相談者をそうさせている。心から応援したいと思った。

C.O.M.M.E.N.T

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