2015_04
02
(Thu)22:46

過去の記事ではあるが、恐ろしい医療ミスの連続!大熊由紀子さんのブログから。。。

下記の記事は、大熊由紀子さんの許可を得て、転載させて頂く。本日、ご本人からご返信があり、『転載頂いて光栄です。』と書かれてあった。

このサイトからの転載であるが、当然であるが、このサイトに書かれてある内容が滅茶苦茶濃いい。あ~。私など、そのような評価をすること自体、身の程知らずである。

ちょっと古い記事ではあるが、こんな恐ろしい医療ミスが当時、連続して起きていたのだ。どの時代も、犠牲はただ、ただ、何も知らない、知らされない患者だけ。

人ひとりの人生をこの老医師は、何を考えていたのか・・・。周りの人達は、野放しをしていたことに、良心は咎めなかったのか。下記記事をご覧になると信じられない!と絶句されることだろう。

昨日の千葉がんセンター;内視鏡検査の結果報告も、人の命を何と心得ているのか・・と、執刀医の胸ぐらを掴んでいいよりたい。

内部告発がなかったら・・・と思うと、空恐ろしくなる。

さて、大熊由紀子さんの医療事故から学ぶ部屋の記事を紹介させて頂く。


   ◇◆医療事故から学ぶ部屋◇◆


老院長に退職勧告―手術の“ミス”続く

 名門中の名門といわれる産院で、現代医学では考えられないような手術の“失敗”が続いている。72歳になって、目のさだかでない院長がメスを執っているためといわれる。同院長の手術を受けたあと、経過の思わしくない人、死んだ人などは、昭和42年以後だけでもこんな具合だ。

 卵巣の手術のあと大出血、さらに腹膜炎をおこし2ヶ月後に死んだ人(42年9月13日手術)。

 子宮筋腫の手術の際、輸尿管に傷がつき、尿が常にもれる状態になり、感染を起こして骨と皮になり、再手術で命びろいしたものの、そのため数百万円かかった人(42年4月手術)。

 同じ症状で現在おしめをして寝たきりの人(42年9月27日手術)。

 何の検査もしてもらえないので1ヶ月後に大学病院へ転院「あと数日遅れたら腎臓もダメになるところだった」といわれた人(43年8月8日手術)。

 妊娠した子宮を子宮筋腫と誤診されてとられてしまった人(44年3月24日手術)。

 入院4日目の真夜中に緊急に帝王切開をして、5時間後になくなった人(43年8月24日手術)の夫は、「急を要する手術なのに、頼みもしない虫垂の手術をぐずぐずやっていたのが、どうしても納得できない」という。

 このような例は現場の看護婦や付き添いの間でもよく知られており死の一歩手前でこれらの人々から「ここにいては命があぶない。こっそり総合病院に移った方がいいですよ」と耳打ちされ寝台車で転院した人もある。

 たとえば主婦のAさんの場合は、42年5月、不妊をなおすために子宮筋腫の手術を院長の執刀で受けた。しかし出血が止まらず4回再手術。4度目に子宮をとり出され、皮肉にも、不妊を治す手術が不妊に「する」治療になった。

 それだけではなく、尿がたえずもれるようになってしまった。同産院で1年余治療してもよくならないので他院で診断を受けたところ「手術の時誤ってぼうこうに傷をつけられたため」と説明された。

 「一度再手術のため再入院したのですが、病室についたら看護婦さんやお医者さんが『ここへきてもなおらない。あなたがまた来るというので心配していた。帰った方がいい』と真剣におっしゃるので、あわてて逃げ帰りました。もう手術はこわくて」と語っている。

 43年5月の帝王切開のあとから、ことしの5月またウミがふき出して9月に再手術するBさんも「ひと月半の入院中、知りあった患者さんはほとんどうんでいました。

たった一人、一度でキズ口がふさがった人がいたら、看護婦さんが、めったにないことね、と話しているのでびっくりしました」という。

 院内の幹部は「膿む人が多すぎるので、原因をつきとめようと何回か検査したが、ついにわからなかった」といっている。

 これらの患者たちは、産院へ紹介した医師への義理や治療で精いっぱいのため訴訟は起こしていない。このような話が伝わったためか、同産院に患者を送るのを控える開業医がふえているという。

 三谷茂院長は高齢の上、糖尿病で視力がひどく衰えている。ぼうこうや輸尿管に穴をあけた手術例はこの病気と無関係ではないといわれている。

「他人の失敗もかぶる」

三谷茂院長の話:すべてを覚えているわけではないが、そんなこともあったかもしれません。他の病院の産婦人科もこのくらいのものと思います。(名刺を出すと)結構です。めがねをかけても名刺の字は読めませんから。以前から糖尿病でね。

しかし、手術はできる。ことしも特にたのまれてやりました。単純な手術のときにぼうこうなどに傷をつけるのは、ふつう、一人の産婦人科医で1万回に1回くらいのものでしょう。

カルテの上で私がやったことになっている手術でも、医局の人がやって、名目上私がやったことになっているものもあるでしょう。妊娠子宮を子宮筋腫とまちがえてとったのは、あの人が妊娠を秘していたからで、まさかと思っていた。

新田葛飾赤十字産院長の話:あまりうわさが高いので調べてみたというのは本当です。院長には、これまでのご業績に傷をつけぬためにも、ご無理をなさらず、ご自分のからだのことを考えられてはいかがだろうかと、退職をお勧めしました。しかしご本人が大丈夫だとおっしゃれば…・。

北村勇日本赤十字社衛生部長の話:別に訴訟も起きていないし、そういう事実があるとは知らなかった。さっそく調べたい。

榊原仟(しげる)東京女子医大教授の話:熟練した方なら、血管をしばるくらいできるかもしれません。しかし、私なら、名刺が読めなくなったら、手術はやめます。

「誤った敬老精神」

医事評論家石垣純二氏の話:日赤本社は、この事実を知っていたにちがいない。社長も衛生部長も医者ですからね。医者の世界には、うちわのハジをさらけ出さない妙なギルド意識があり、誤った敬老精神がこのような被害を生んでしまったのでしょう。

憎まれることは言わない、強きを助け、弱きをくじく、という多くの医者の思想の根は大学の医局制度から派生しています。



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