2015_07
05
(Sun)20:08

勝俣範之著:『医療否定本の嘘』がんになる前の人に是非、読んで欲しい!

何度もこのブログでカミングアウトしているが、勝俣範之医師は、国立がん研究センター中央病院にご勤務されていた時の私の主治医である。

だから、先生とのお付き合いも15年を経過した。当然であるが、この『医療否定本の嘘』のPRを私は買って出ている。何故なら、私は、勝俣範之医師が素晴らしい医師であるという生き証人であるからだ。

しかし、この『医療否定本の嘘』の中で、私と意見が違うところが二つある。違うと言ったら語弊があるが、患者の側からの意見を求められたら、私は、そこはちょっと言葉が足りないのでは・・と、意見を言ったと思う。

一つは、K藤医師の言葉を鵜呑みにする背景には、P.176の“コミュニケーションが招いた医療不信”と書かれてある。私はそればかりとは言い難いのでは?と思っている。

何故なら、
私と勝俣医師とのエピソードとして、
術後、私は外科から腫瘍内科に回された。グループ診療であったので、1・2回は、別の医師に診てみらい、3回目あたりで初めて勝俣医師の診察を受けた。

勝俣医師は、入院中の私の前のベッドの主治医で、当時メジャーであった別の某医師は、派手な感じで入室されることから、すぐにその医師が隣りの主治医であることが分かった。

ところが、勝俣医師と言ってら、静かにそ~っと患者さんのベッドに近づかれることから、(主治医以外でも研修医とかが入れ替わり立ち代わりベッドの傍に立ち寄られる)いつも、前のベッドの主治医である勝俣先生を認識することができなかった。

ところが、退院後の外来で、やっと勝俣範之先生に出会ったのだ。私は、その患者にしっかり向き合うご姿勢から、私の主治医になって下さいとお願いしたのだ。

だから、私は、少なくとも勝俣範之先生のことを信頼し尊敬し、意志の疎通もコミュニケーションも取れていた。しかし私は、インフォームドチョイスで、(説明の後自分で治療を選択する)抗がん剤を選択しなかった。

りんぱ節転移があるにも関わらずである。勝俣医師の前の腫瘍内科医に、『どちらがいいですか?今のところどちらでも効果は同等です。』という説明を受けていたからだ。

がんの初心者だから、どちらを選べと言われても分かるはずがなかった。夫に相談した。すると、『同じなんだったら、そんな苦しい思いをすることないんじゃない?』この一言で、いとも簡単に抗がん剤でない治療法を選択した。

しかし、私は、その後“がむしゃら”に調べた。何様命がかかっているのだ。再発・転移をしたとき、あの時に抗がん剤をしておけばよかった・・・。そういう後悔だけはしたくなかった。

逡巡すること5ヶ月。勿論、その間は、別の補助治療(再発・転移の予防の治療)をしていたので、無治療という訳ではなかった。勝俣医師は、『変えるんだったら、早い方がいい。術後半年たったら、もう抗がん剤は出来ないよ。』と言われた。

何度も言うけど、私は勝俣医師とは、信頼関係が構築されていた。だから、コミュニケーション不足で抗がん剤を選ばなかったのではない・・・ということ。

当時の病理結果では、10年生存率が4~5割と勝俣医師から言われていたので、(私が先生に尋ねた)中学2年と3年の子供たちを残して逝きたくなかった。

勝俣医師からは、急かされるでもなく、強いられるでもなく、私の意志の熟成をじっと待ち続けて下さった。

何が言いたいかというと、私は抗がん剤が怖ったのだ。メディアの影響もあるとは思うが、抗がん剤は、その副作用が半端ではない。それこそ、生きるか死ぬかだ・・・。(今は、勿論違うよ。副作用対策をしっかりしてくれる腫瘍内科医の元ならね。)

まして、昔の噂で、副作用は効果が表れている証拠。副作用対策を十分に出来ないことの言い逃れとばかりに、患者に叱咤激励を患者にし続け、治療の手を緩めることはなかった・・・などいう話を耳にするにつれ、

抗がん剤は、相当の覚悟がないと、やれない。自分には自信がない!そう思ったのは事実である。(抗がん剤の効果と副作用は、相関関係にない。)

現に昨日会員さんから、こんなメールを受信した。
私も勝俣先生に出会う前には、まずK藤先生の本を読んでしまい、抗がん剤が怖くて怖くて仕方ありませんでした。

抗がん剤は効かない、却っていのちが短くなると受け取れる内容でしたが、勝俣先生を信じて抗がん剤を受けました。今ある命は、勝俣先生のお蔭だと思っています。

自分が治療受けてK藤先生は嘘つきだと思います😡

我々は、まず、抗がん剤に対して拒否反応がある。そのような反応は、やはり、メディアなどで抗がん剤のメリットよりもデメリットの方が大きいとばかりに発信している。

そんな抗がん剤に疑念を抱いている国民が、現役の、それも有名な大学病院のK医師が、センセーショナルな見出しで、国民の心を鷲掴みにしたのだ。

本のタイトルのつけ方たるや、それは、それは、お見事!と思う程、まさに、国民の一番知りたかったところにターゲットを当て、K藤理論をまことしやかに、そして言葉巧みに読者を操る。

被害者は亡くなっている人が多い。何をしても亡くなったものは帰ってこない。今更静かにしておいてくれ!そういった心境なのだと思う。

勝俣医師の素晴らしいところは、K藤医師の主張を全面的に否定するのではなく、『その部分は、確かにそうであるが、肝心なことが抜けていますよ!』という形で、肝心要の部分を、この医療否定本の嘘で、別の角度から切り込んでいる。(ここが大切なのだ。K藤トリックに引っかかってはいけないのだ。)

医療は絶対ではないから、抗がん剤をしても助からないことだってある。延命にもつながらないことだってある。止め時が必要なのだ。しかし、放置してよいがんかどうかの見極めが現代の医学では出来ない。と、医療否定本の嘘では書かれてある。近い将来は、解明されるかもしれない。

としたら、
大規模なランダム化比較試験で、抗がん剤をやらないよりも投与した方がメリットが高いと(死亡率を下げたり延命をしたり。)世界中のがん専門医が唱えており、すべての投与量と投与方法も世界のコンセンサスに乗って治療を受けた方が、賢い患者ということになる。(何もしなかったら助からない。抗がん剤をすれば、その奏効率の中に入って助かるかもしれない可能性がある。)

K藤医師の著書を読むと、まるで魔法にかかったように、洗脳され刷り込まれる。どこかで心を操作されるようにその気にさせられる。だから、触れてはいけないのだ。(そういった本に不用意に近づいちゃいけないのだ。)

ミイラとりがミイラになるような、まさに心をいつのまにか操縦されているそんなK藤マジックに引っかかってしまう。だから私は君子危うきに近寄らず!であると思う。

別件だが、今日、友人にこの医療否定本の嘘を勧めた。結果は、購入されなかった。人は不思議なものである。飲み食いにはお金をつかっても、この書籍の1200円を惜しむ人は多い。

命がかかっているというのに、お金の使い道を人は間違っている。情報は“ただ”、だと思っている人もいるだろう。

夫がいった。『車でさえ、二年に一度の車検で、10万円位お金を掛けているのに、人間(検診)は、そのお金が勿体ないと思う。車よりも尊い命なのに、これからは、考えないとね。』・・・と言っていた。含蓄ある言葉である。

検診の有効性についても、『医療否定本の嘘』に書かれてある。でも、全世界で有用性が証明されているがん検診さえも、否定するK藤医師の本当の目的ってなんなんだろう。

K藤医師が、世界でも信用度の高いがん学会誌ではなく、日本の文学誌(一般誌)に発信し続ける意図は何なんだろう。

勝俣医師が言うように、以前K藤医師がランセットに意見を言ったように、そしてそれが取り入れられたように、そのレポートを提出したのかもしれない。

そして、世界は相手にしなかったのかもしれない。そして慣れの果て、彼は、優秀な頭脳で、日本国民を欺くことを自分の人生の楽しみとして選んだのかもしれない。

K藤大学病院を退官して開かれたクリニックでは、セカンドオピニオンの料金が30分32,000円という金額であると聞いた。(HPにも明記されている。)

通常は、1時間15,000円くらいが相場なので、何と4倍の診察料金を患者に請求していることになる。何をや言わんや。(それも、今までのご自分の書籍をまず読んでから来るようにと断り書きがしてある。)

綺麗な薔薇には棘がある。
うまい話には裏がある。
耳に優しく、放置してよい…などと耳元で囁かれると、人は、楽な方に流れていく。その結果、どんなことが待ち受けているかなど、想像しようともせずに、安易に放置療法を選択する。命だけは、後戻り出来ないというのに。

だからこそ、この『医療否定本の嘘』は、がんになる前の人に、特に読んでもらいたいと私は強く思っている。そして私は、何と術後5ヶ月経ってから抗がん剤治療に変更するのである。また明日に続く。


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