先日の医療者との交流会では、がん専門病院の医師やピアカウンセリングの講師であった医療コーディネーターの方もお見えだった。
折角なので、都庁での講習会で教わった自分のよいところ30を挙げて自己紹介を兼ねた。幹事である私から始まった。
1.子どもを心から愛している。
2.夫を大切に思い心から感謝している。
3.動物が好き。
4.借金が嫌い。(たとえ100円でも)
5.主治医と信頼関係を構築している。
他・・・。
講習の時は、私は7つしか挙げられなかったが、今では30以上挙げられる。この良いこところ30とは、自分を認めることは相手のよいところも認められる・・という効果がある。コーディネーターさんからそう教わった。
裏を返せば自分を認められない者は、相手をも認められない・・ということだ。どんどん自分のよいところが浮かぶということは、それだけ周りの人の良いところも確かに見えてくるから不思議だ。
腫瘍内科医の医師は、事前のその宿題を忘れており、急いでペンを持って書いて下さっている。『忙しくて出来ませんでした・・』と、言えばそれで済むことだったが、一生懸命ご自分をみつめながら書かれていた。こういったこと一つとっても彼が誠実な医師であるかお分かりかと思う。
一人ひとりその方のよいところを聞いている間に、自己紹介などしなくても、それだけでその方がどんな方であるか、手に取るように分った。
その方のイメージが膨らみ、僅か二分間もしない間に、充分過ぎるほどその方を紹介していた。お食事を頂きながらカウンセリングの学習会で教わったことなどを話していると、『いつか、あなた(医療コーディネーター)の講習を受けたい。』と、その医師は言った。
大盛会の内に交流会は終わり、お互いが家路に着き、同報メールでお礼を言い合った。『夢のようなひと時だった・・』という人や、『皆とのご縁が出来て感謝だった。』と言う人、『有意義な楽しい時間だった。』という人、がんを抱えながら楽しいひと時をみんなと過ごした。
医療コーディーネーターの方から翌日ダイレクトメールが届いた。
『もしご希望があれば、シャロームの会員さん対象に“コーチング”の研修をさせて頂ければ嬉しいな?!と思いました。そこに昨夜の医師も参加して頂くと言うのはいかがでしょうか? 頭の隅に入れて置いてくださいね。』というお申し出を頂いた。
以心伝心とはこのことで、私もかすかにそんな時が与えられるといいかも・・・・・と、漠然と思い描いていた。渡りに船!いつか、シャローム会員がこんな研修を受けられれば、互いのピア(仲間)サポートも充実してくる。
ただ、患者体験というだけでなく、サポートをする上でのスキルを学んでおけば、鬼に金棒である。そんな夢のような勉強会が現実に与えられたら本当に嬉しい。
信じられないような、勿体無いようなお申し出を受け、もうすでにその機会が与えられているようなそんな前向きな私がここにいる。近い将来そんな日がきっと必ず来ると確信している。
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