2015_09
03
(Thu)22:31

勝俣範之著:『医療否定本の嘘』 ブロガーNATOROM医師の書評!

次の書評は、『第三文明』という雑誌10月号に掲載されたもので、転載についてご許可を得ている。

ブロガーNATOROMさん(内科医)は、WEB第三文明でも精力的に様々な出来事を発信されておられ、非常に中味の濃い内容に大きな学びを得ている者の一人である。

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『医療否定本の嘘』勝俣範之著 書評

 

「がんもどき理論」や「がん放置療法」で知られる近藤誠氏に対する反論本。

近藤誠氏によれば、すべてのがんは、発見時にはすでに転移している「本物のがん」と、放置しても転移しない「がんもどき」のどちらかだという。

しかしながら、実際には早期発見により転移する前に切除して治るがんもあれば、転移していても「よりよい共存」を目指した治療ができるがんもある。

「がん放置療法」は極論であり、端的に言えば間違っている。

 本書では、「がんもどき理論」や「がん放置療法」の誤りが科学的根拠に基づいて丁寧に解説されている。

医師にとってみれば当たり前の内容であるが、一般の読者にとっては貴重な情報であろう。というのも、これまで近藤誠氏への反論はあまりなされてこなかったからである。

医師は臨床や研究で忙しい。学会ではなく一般書でしか自説を主張していない近藤誠氏を批判したところで業績にならない。

だが、一般の人たちにわかりやすく正しい医学情報を伝えることも、臨床や研究と同じくらい大事なことではないか。

 近藤誠氏の主張を鵜呑みにすると、治るはずのがんを放置して助かるものも助からなくなってしまう。

進行がんの場合はどの程度まで積極的な治療を行うかどうかは個人の価値観によるところも大きくなるが、それでも正しい情報を提示され、患者が十分に理解、納得した上で治療方針は選択されるべきである。

本書によって、命が救われたり、より満足できる治療を受けることができるようになったりする患者もいるであろう。

 また、本書は単なる近藤誠氏への反論にとどまらず、腫瘍内科医の視点から、抗がん剤についての誤解、現在のがん治療の問題点や解決策も提示されている。

がんの患者さんや患者さんのご家族はもちろんのこと、それ以外の多くの人にも読んでもらいたい。いまや日本人の二人に一人はがんにかかる。無関係ではいられない。正しい知識がなければ命を縮めることになりかねない。             

内科医/ブロガー・
NATOROM


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