2015_10
24
(Sat)20:29

バリウム検査は危ない:市民公開講演会に参加して!於:参議院議員会館

医療ジャーナリストの岩澤倫彦さんからのお誘いで、昨日は、市民公開講演会に参加した。会場は、参議院議員会館。

であるにも関わらず、私は参加の手続きをするのを失念していた。議員会館は、通行証(正確に言うと、議員の許可)が必要であるために、予め、フルネームで申し込みをしなければならないことになっていた。

当日の朝になってそれを思い出し、岩澤さんに電話した。彼は、主催者に更に電話をし、支持をしてくれて取りあえず、OKとなった。

こちらからは、シャロームから私を含めて3人。永田町で下車すると新しく建て替えられた参議院議員会館が、すぐに目に入る。仲間の一人が、『警備がすごいね。』と驚いていた。

さて、議員会館に入っても、どうすることも出来ず、主催者に電話する。手荷物や身体などの金属探知機でチェックを受け、(空港と同じシステム)

支持された担当の方から通行証を受け取った。それを、セキュリティーセンサーにかざして開扉(かいひ)し、やっと、広い館内を自由に行動出来る認定が与えられた。(撮影は、禁止されている。)

開始までに時間があったので、ちょっと、食堂見学。以前の建物は、本当に何だか、とてもせせこましい閉塞感漂う建物のようであったが、どこもかしこも、広々とした空間が印象的であった。

さて、胃がん検診についてのテーマは、衝撃的であった。とにかく、バリウム検査は、30年前の理論であり、弊害として見落とし(早期がんは見つけにくい。)が45% 腸閉塞や腸の穿孔(穴があく)があり、昨年には、80代の男性が検査の影響で死亡している。(そもそも、80代で検診が必要かどうかも、議論の余地あり・・とのこと。)

彼の資料によると、
バリウムが大腸等に滞留して穴が開く「穿孔」となり、緊急手術で一命をとりとめるケースは、一年間で、68例(2014年4月〜2015年3月)も起きている事はほとんど報道されていないと記されている。

更に、今年6月、群馬県では、50代の女性が撮影台から転落し、壁と撮影台の間に頭が挟まれ死亡している。これは、撮影台から肩当てを外したことによる事故である。

(群馬検診団体では、まんべんに薬剤を混ぜ合わせるために、肩当てがあると、やりづらい、不便というクレームで、はずしていたとのこと。であるにも関わらず、この当時のアルバイトの検査技師さん一人を検察に送った。重大事故の責任をこの一人に押し付けた。)

胃がんは、たまに非感染者でも胃がんになることもあるが、ピロリ菌を除菌することで、9割方の方がり患を防げられる。

胃がん検診(バリウム検査)で死亡率が下がらなければならないはずであるが、下がっていない。それは、小さながんを見落としているとのこと。それをカバーできるのが、内視鏡検査(胃カメラ)である。

今、少しずつ話題になっては来ているが、厚労省は、まだ、正式な見解を出していない。その背景には、日本対が〇協会とのからみ(日本の検診を一手に引き受けており、厚労省の天下りなど、きな臭さがある。)との関係もあると、岩澤さんは、断言した。二年間の取材で得た情報とのこと。

詳しいことは、まもなくこのテーマで、単行本が小学館から出版される。購読の価値ありである。

我が家の夫も、今年、職場のバリウム検査で便秘となり七転八倒した。下剤を飲んでもバリウムで固まった便は、排出されない。ネットで調べた夫は、『便秘で死ぬこともあるらしい。』と、必死で頑張っていた。

その奮闘は深夜にもおよび、明け方にその屈強な便秘から解放された。夫曰く、『便秘がこんなにも苦しいものとは知らなかった。恐るべし。』と言っていた。いや、実は、夫だって、この便秘による大腸穿孔になった可能性もあるということである。くわばら。くわばら。

(こういう場合は、内視鏡などで少しずつ砕いて外に出すと言っておられた。夫の場合、もう少しで救急車要請であったかもしれない。まさに危機一髪。)

胃がんを予防するのは、まず、ピロリ菌を除菌すること。これは、保険が効く。そして、胃がん検診は、内視鏡検査をすることである。と力説されていた。更に、経鼻内視鏡がお勧めとのこと。

そして、二部として北海道がんセンター名誉院長の西尾正道医師は、子宮頸がんは、予防接種より検診を!と強く訴えられていた。

副作用が起きたそのメカニズムをお話された。資料を抜粋して引用しても、専門的なことは理解出来ないと思うので割愛するが、従来の弱毒化ワクチンや不活化ワクチンでは、出現しなかった副作用が生じる可能性は否定できないと書かれてあった。(ウィルスに似たウィルス様粒子)

子宮頸がん予防ワクチンの接種による副作用で苦しむ方に思いをはせておられた。一生を台無しにされた。本当にお気の毒である・・・と。

更に、医療被曝のお話もされた。元々は、放射線科医であるのでお詳しい。その専門医が、内部被ばくについて、熱く語っておられた。

これについては、私自身、まだ自分の知識として確立していないので、不用意なことは言えないが、どこかの国の医師が、日本の医療被曝のことを取り上げ、ランセット(世界的に有名な学会誌)に掲載されたと語っておられた。(ランセットなどは、日本の学会誌と異なり、掲載されるためには、厳しく精査される。)

終了後、赤坂見附まで行き、ディナーのとれるお店を探したが、結局、安上がりのサイゼリアでお食事を堪能した。(笑)私たちは、これで十分すぎる幸せを感じられる。

私はビールをジョッキ二杯飲んだので、帰りは電車の中でスヤスヤ。隣りの座席の会員さん二人はやたら話が盛り上がっていた。

そんな光景を傍らで感じながら、当会の会員さんたちは、本当にいい人達ばかりだなぁ~と、しみじみ、安堵感と充足感に浸っていた昨夜の私であった。


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情報有難うございます

いやー、そうでしたかあ!!

私は毎年、バリウムの透視検査と胃カメラ検査を受けています。
バリウムで苦しんだことがないので思ってもみなかったのですが、
今年春に主人が川口で人間ドックをした時のこと。

夜におなかが痛くて、とても我慢強い人が異常に苦しむので、近所の救急に電話をしたところ、ドッグの病院で診てもらえと言われ、仕方なく夜中に1時間車を走らせて川口の救急にかかりました。

事無きを得たのですが、そんな経験がシャロームさんのご主人にもあったとは!そして仰るように、ほっておけばやはり穿孔を起こしたかもしれなかったのですね。

くわばらくわばらです。

こんなことが実際多く有るなんて、知りませんでした。

来年から、主人も私も胃カメラは考えたいと思います。

2015/10/24 (Sat) 22:27 | koba #- | URL | 編集 | 返信

ありがとうございます

管理人さま

的確な情報を提供してくださり、本当に有難うございます。
こうした良心的なジャーナリストの方の地道な努力に感謝致します。

2015/10/27 (Tue) 19:03 | りかこ #tuBwzFw2 | URL | 編集 | 返信

Re: ありがとうございます

りかこ様

閲覧&コメントありがとうございます。

厚労省は、来年4月から内視鏡を胃がん検診導入の指針をつい先日出しました。
バリウム検査と、どちらかを選ぶ・・・という方法のようです。

このような流れに一役買って下さるのが、このような医療ジャーナリストさんの
大きなお働きがあってのことと思います。

このようなコメントも、岩澤さんにお伝えしたいと思います。
コメント、本当にありがとうございます。

2015/10/28 (Wed) 19:57 | がん患者会シャローム #CjlWd7YA | URL | 編集 | 返信

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