2015_11
16
(Mon)19:12

医師回答Q&A:卵巣がん再発治療について!

Q.
卵巣がん再発治療についての質問です。30代です。
 
漿液性卵巣がんⅡC期で、201〇年〇月に手術、TC療法を6クールの後、経過観察してきましたが、再発した模様です。詳しい結果待ちですが、骨盤(腹膜)限局です。もともと腹膜播種ありでした。
 
主治医に勧められている治療が、TC療法+アバスチンです。抗がん剤をすることは納得しています。
 
初回治療が、4W毎で6クール行いました。治療中、骨髄抑制がかなり強く出ました。ノイトロジンの注射を何本も打ちました。幸い、感染症にかかったりすることはありませんでした。
 
いろいろ調べると、
マンスリーよりもウィクリーの方が効果的なのではないでしょうか?そして、マンスリーでするとしても、4Wでなく3Wの方がベストなのではないでしょうか?
 
再発治療ということで、深く考える必要はないのかもしれませんが、細かいことが気になります。主治医には、骨髄抑制を考えると、ウィークリーは厳しいと言われました。

このような状態で、どのような治療が効果的でしょうか?

それから、来年治験が予定されている、ウイルス療法というものが気になっています。どのような方が適用なのか、そしてどのような内容なのか頂ければ幸いです。

A.
お問い合わせありがとうございます。

抗がん剤をする際には、具体的には白血球数ではなくて好中球数が大事です。好中球数>1000で抗がん剤投与可能です。

また、ウィークリータキソールの際には、第二週目と第三週目のタキソールは、好中球数>500で可能です。

できれば、ウィークリーTCのほうが、効果があるので、可能ならばやってください。ウィークリーTCは骨髄抑制が強いということはありません。ただ貧血が少し強くなるのみです。

論文同封します。このなかにも詳しく書いてあります。もし主治医が聞いてくれるかたでありましたら見せてくださいね。

またG-CSF(発熱性好中球減少症の発症抑制剤)は、発熱がない場合は、打つ必要はありません。このことも論文にも記載しています。

Q.
お忙しい中、急ぎの返信、ありがとうございます。再度の質問、よろしいでしょうか?

初回治療のときは、好中球が1000を切っていました。無理やり6クール完遂させるのを第一目的に、頻回注射となってました。注射を打っても、すぐに下がってしまって。

もし、ウィークリーでやった場合、1週目1000、2・3週目500を切ってしまった場合、勝俣先生の病院では、治療は中断となってしまうのでしょうか?

ウィークリーでやっている人たちを見ていて、3週やるべきところを1週、2週で中断というケースをたくさん見ております。

ウィークリーでお願いしたいのですが、治療中断が一番怖いため、主治医にマンスリーを言われると、迷ってしまいます。

それから、腹膜播種・再発の場合、腹腔内化学療法は適用ではないのでしょうか?今は、ほとんどその治療はしないと言われてしまいました。

A.
好中球数>1000は、day1といって、カルボプラチン、タキソールが両方入る日のみです。2週目、3週目に、<500なら、治療中断でなくて、タキソールは延期してください。

これでやると治療中断というかたはほとんどいません。私の患者さんでは1割くらいです。

また、腹腔内化学療法は初回化学療法のみ有効性が証明されており、再発では適応になりません。

ウィルス療法(治験)については、よく知りません。あまり期待が高いものでもないと思います。
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回答者

日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科 教授 勝俣 範之医師



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