2016_01
08
(Fri)17:36

会員さんの闘病記!

以前このブログでご紹介した会員さん から、先日、体験談が書かれたワードが添付メールで送られて来た。どこかに投稿されたものと思われるが、『ブログ掲載用に、病院名や個人情報は抜いてあるよ・・・』と、

まだブログ転載を打診もしていないのに、先にそう言われた。彼らしい。抜け目ないなぁ~。(笑)

がん発覚から一年後の平成22年(2009年)夏とあるから、肺がんステージⅣで、年が明けて、8年目である。

奥様とも少しお話をした。『命のバトンゾーンですね。私、うまくそのバトン受け取れるかしら・・・。』去年の暮の話である。

彼に、再度、尋ねた。『あなたは、患者の集いに遠方から参加したのは、ただ、楽しかったからだけ?』すると、彼は、こういった。

『がん仲間に会えることも、がん仲間の話を聴くのも、僕は楽しかったんだよ。』よかった・・・と思った。もう、理屈など要らない。彼にとって、このがん患者会シャロームの集まりが楽しかったのだ。一言も話す機会がなくても、楽しかった・・・と言ってくれた。

もう、それだけで十分。今は、命のバトンゾーンで、家族一丸となって共に走っておられることだろう。うまく、うまく、その命のバトンが手渡されますように。ただ、ただ、そのことを祈っている。

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        天網恢恢疎にして漏らさず

私は平成21年秋に「肺腺がん」と診断され、即入院しました。定年まであと半年という時期でした。

自覚症状は、前年の秋頃から変なセキがたまに出るといった程度でありましたが、まさか自分ががんだとは思いもよらないことでした。

担当の先生は
30代半ばで、優しい顔立ちの方でしたが「肺腺がんで重症です」とハッキリ告知されました。

私はその時、何ともいえない嫌な気持になりましたが病院からの帰り道、心は変に落ち着いていました。何故かというと以前から予感があったからです。

結婚して30数年、妻は40代でパーキンソン病を発症し入退院を繰り返しておりますが、病気でも町内会の役員や各種のサークルに加わって、何とか元気に生きております。

2人の子供たちがいますが、長女は3人の子持ちの主婦として、息子は社会人として暮らしております。

私も会社では管理職として同僚、部下に恵まれて働き、失業、倒産などには会いませんでした。地域社会では町内会とマンションの管理組合の役員として非常に充実した生活を送っておりました。

50代半ばを過ぎる頃「何か変だ、自分だけこんなに幸福でいいのだろうか」と思うようになり、「そのうち何か大きな嫌な事が起こるのではないだろうか」と思うようになりました。

病院で告知を受けた時、「ヤッパリ嫌な事が起きた。世の中は平等だ、天は良く見ている。全く「天網恢々疎にして漏らさず」と思いました。

 生まれて初めての入院生活でしたが、看護師さんにとても親切にしていただきました。そして担当医は嫌な病状を詳細に説明してくれますので、かえって安心感がありました。

入院中は時間があるので、過去の世界中の戦争で、治療を受けられる事無く亡くなった方々のことを思い、第1次・第2次世界大戦の関係の本を病床で読みました。

あるとき入院先の病院の院長先生の講演会があり、「ここ
10年位前から、医師があまりにもハッキリ患者さんに告知しているが、自分にはそんな事は出来ない」と話されたのを聞き、私もいくつかの闘病記を読み、告知のことでいろいろ考えるきっかけとなりました。

 病気になってわかったことは、私と妻の入院で受けている治療の医療水準はすごく高いということです。

現役の頃、給与の明細の社会保険等の税金の控除の金額を見て何でこんなに支払うのかと思いましが、今二人の病院の領収書の明細を見て医療費のすごさに驚いています。

これでは国の社会保障費は大変で消費税を上げなければやっていけないと思いました。
 現在、私は町会の防災部長とマンション組合の防災担当をしております。

その関係で町会の防災訓練、マンションの震災対策をこのような体になってからも、先頭になって務めております。せめて病気の私の在任中には大規模な震災が起こらないようにと、願うのみです。(平成
22年 夏)


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彼は、昨年の11月30日(金)が、がん患者会シャロームの“患者の集い”の最後の参加になると思うと言っていた。

それでも彼は、『俺はね。この間の患者の集いの後の懇親会行きたかったんだよ。だけどね。体が弱っちゃったから、もし、行って、皆に迷惑かけちゃったらいけないからね。我慢したんだよ。本当にシャロームの会は、楽しかった。ありがとうね。』

彼は、私にこう別れの挨拶をした。ひとっきりしゃべった後、勝手に奥さんに電話を変わられた。奥さんからのご挨拶のあと、彼女はこういった。『シャロームさんはね。私が思うに、カリスマ性があります。そのカリスマに夫は、惹かれたんだと思う。』とおっしゃった。

冗談で、『今、そのご主人にハグしたい気持ちです。』と言うと、『夫に伝えておきます。』と言って、二人で大笑いをした。

いろんな人に、いろんな人生。いろんながんとの闘い方。いろんな夫婦のありよう。がん患者会シャロームは、社会の縮図を見るようである。

彼が、うまく痛みのコントロールがなされ、命のバトンを上手にその後続者に渡すことが出来ますようにと、心から、心から祈る思いである。

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