2016_01
30
(Sat)00:07

第56回がん患者の集い!

今日は、降雪の予報もあって、続々とキャンセルの電話やメールが入ったが、28名の方が患者の集いにご参加頂いた。

3名の仲間の黙とうから始まる。旅立ちのご様子をそれぞれお三方のご遺族にお聞きしていたので、その後ろ姿を、かいつまんでお話した。

桜散る。見送る桜も、桜散る。 良寛和尚の句だそうだ。そういった摂理の中で今日も生きている私たち。今、生かされているこの命を見つめつつ、しかし、いつか訪れるであろう終焉の時を見据えて生きることは難しい。

延命ではない。そこまで生きると言うこと!この言葉を聞いた再発・転移をしている会員さんが、『分かる。その言葉で救われる』とおっしゃった。

私たちには未知ではあるが、命の終わりはすでに決められている。だからそこまで(神様の摂理)生きる。一生懸命生きる・・・そういうことなのだと思う。

自分で頑張って情報を得て、命を伸ばしているように思うかもしれないが、決してそうではない。また、現代医療が伸ばしているのでもない。そこまで生かされる設定になっている。生きることが許されている。

だから、『そこまで生きる。』そういうことじゃないのかな・・・。と思うのである。哲学的な難しいことは分からないけど。

本日の初参加者は、二名であったが、何様、ご報告(これは、有用情報を含む)が多くて、やっぱり、40分位はどうしてもかかってしまう。

そのご報告の中で、患者会のご紹介をした。一つは、スキルス胃がん患者・家族会。NPO法人希望の会。もう一つは、トリプルネガティブ乳がん患者会ふくろうの会(神奈川県)。当会もそうであるが、患者会は、情報の宝庫である。ためらわずに、患者会にアクセスして欲しいと思っている。

それから、
今日の印象的なお話として、K藤誠本を信じて、がんの放置療法を選んでいた。しかし、そのご友人でもあり当会の会員さんが、勝俣範之医師の『抗がん剤は効かない』の罪の本を、『兎に角読んで!』と渡されたという。

手術をするというまで、まるで掴んだその胸ぐらを放さないぞ!と言わんばかりの勢いで、その方に迫ったのだそうだ。

その方は、勝俣医師の本の最初と最後をまず読んだ時、言葉と心が直結している人だと感じ、この医師の言っていることを信じるようになったのだそうだ。

抗がん剤は効かないの罪(毎日新聞社)は、医療否定本の嘘(扶桑社)よりも難しい内容であるが、この方は、むしろ、こちらの本だったからよく理解出来たとおっしゃっていた。

やっぱり、人はそれぞれであると今日も確認させられた。

やはり、いつものように中味の濃いい患者の集いであった。前出のその方から、集い終了後、『来てよかったです。お会いしてよかったです。感動しました。』とおっしゃった。

今日は、会員さんに連れられて来られた立場であり、入会を希望されておられた訳ではないが、こんな刺激的な活動をしている患者会を知ってもらっただけでも感謝だと思った。

また、
前回、初めてご参加された方が今日も出席して下さった。まるで別人のようにお顔の表情が違っていた。『前回は、本当に緊張していましたから・・・。』と柔らかく和やかな雰囲気でお話下さった。

初めてのところに足を踏み入れるということは、本当にどんなに緊張されたことだろうと、察して余りある。しかし、会の様々な特典・恩典は、参加してみないと得られない。

一歩踏み出す勇気が、今後のがんとの向き合い方を変えると私は思っている。

あまりの忙しさに、会の閉鎖を考えていた私ではあったが、参加される方の切羽詰まったお話を伺っていると、もう、そんな不安にさせるようなことは言ってはいけない。そんな責任の自覚を持った本日の患者の集いであった。



C.O.M.M.E.N.T

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