2016_02
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(Wed)20:07

人生の総決算!末期がん患者さん宅を訪問!

昨日は、会員さんご夫妻に招かれてお宅訪問した。彼は、がん末期。もう、積極的治療はしていない。足が弱ってしまい、歩くことが困難にはなったが、普通にお話が出来る。ゆっくりではあるが、まだ歩ける。

お宅に入るや否や、彼は、お家の中を案内してくれる。『折角だから見て。見て。ほらね。トイレもお風呂場もどこもかしこも、こうやって手すりを付けたんだ。俺が生きている内に急いでやってもらったよ。区の補助が出たので助かった。』

彼は、饒舌だった。奥さんと私はビール。手作り料理を頂きながら、彼は、楽しそうにおしゃべりをする。『俺ね。ひっくり返ると、亀みたいに起き上がれないんだ。ほらこうなってね。』と身振り手振り。

なんと、彼は、ウィスキーのお湯割りを飲んでいた。『足元がおぼつかないのに、大丈夫?』私の心配をよそに、美味しそうに嗜む。

『でも、介護度1なんだ。旅支度も一時期は忙しかった。ないんだけど財産のこととかね。いろいろ。』きっと、彼は、私に お礼の挨拶だけでなく、私を招くこともやるべきことの一つだったんだ。

仲のよいお二人。『ねぇ~。ねぇ~。生まれ変わっても奥さんと結婚する?』そう尋ねると、『当たり前じゃない。』と即答。次に奥さんに尋ねた。『今は、そうだけどね。生まれ変わったら分からないわよ。そんなこと。』とさらり。

あっじゃ~。(笑)何とも、バツの悪そうな彼の表情。でも、そういった自由な会話を楽しみながら、長い、命のバトンゾーンを楽しんでおられる。

奥さんは、パーキンソン病を患っている。でも、ある時から文筆活動(っていいのかな?)に目覚め、いろんなところに投稿をされて、雑誌に載ったり賞をもらったりされている。

ある雑誌に、作家、出久根達郎さんが奥さんの文章を絶賛されていた。これほどまでに褒めるか・・・というほど、出久根さんのフックにかかった模様。

たまたま、ピアサポ用のための自分の資料であるmy noteに、出久根さんのコラムを貼り付けていた。温かくお優しいお人柄の出久根さんの、活字に対する意気込みが、奥さんの文章に触れて、その書評は見事に光っていた。

奥さんは、『うまく、命のバトンタッチが出来るかしら・・・。』そう言いながら、自然体でご主人に声を掛ける。『今、何倍目?じゃっ。今夜は、もうおしまいね。』ウィスキーの栓をギュッとしめて片づけた。

『じゃ~。俺、寝てくるわ。隣で宴会続けててよ。俺は、それが心地いいんだ。』遠慮なく、奥さんと私は話に花が咲く。それが、彼らしい生き方に寄り添うということが分かっていたから。

私は急に思いついた。彼は、文京区に住んでいる。そんな彼に当会を紹介したAさんを呼ぼう。Aさんに私を紹介した私の友人Bさんを呼ぼう。

奥さんの許可を得て、電話を掛ける。奥さんとAさんは、お友達同士。私の友人Bさんとは初対面。夜7時ころなのに、それぞれお二人とも駆けつけてくれた。4人での会話が弾む。

9時においとま。楽しい。ひと時であった。Bさんは飲み足りないので田端の駅前〝笑笑”で飲み直し、お店を出たのは10時。

私は、例によって(私は、お酒が入ると眠くなる人)寝過ごしてしまい、幸手で目が覚める。夫に車で迎えに来てもらい帰宅。お風呂を沸かしてくれていたので、長湯。

『今日、お見舞いしたようなそんな仲のよい夫婦に私たちもなれるかしら・・・。』ご夫妻のほんわかとした雰囲気の余韻を楽しみながら、私の一日は終わった。

今日も、武蔵野赤十字病院のピアサポであった。がん体験を通して出会う人々に、その人らしい素晴らしい人生が繰り広げられますように祈らざるを得ない。

前出の彼のようにがん末期になっても、彼らしく生きている姿は、何とも輝かしく何ともあっぱれで、何とも見事とした言いようがない。

最後に、みながみな、同じようにがんと闘え!と言っているのではない。人は、生きてきたようにがんと闘い、闘ったように死んでいくとよく言われる。あなたらしく!自分らしく!それが一番だと思っている。

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