2016_03
13
(Sun)14:27

免疫療法に対する、腫瘍内科医:勝俣範之医師のご返信!

本日のブログは、昨日の続きである。昨日のブログを読まれてから本日の記事を読んで頂ければ幸いである。

また、往復書簡のようにメールでのやり取りをしたが、私のメールは長いので、勝俣医師のご返信のみにさせて頂く。

明日は、ご相談者ご本人のご返信も掲載させて頂ければと思っている。

...................勝俣医師のmail1通目......................
○○さま

日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科の勝俣です。

お問い合わせありがとうございます。

抗がん剤が耐性になってきているということは残念なことと思います。ただ、NK細胞療法という免疫療法は、効果がないことは、判明しています。

昔は先進医療に指定されていましたが、現在ではほとんどがはずされています。ですから、大きな病院などでは決して行わない治療です。
良い治療でしたら、皆保険の日本は必ず保険適応にします。

安易な言葉に騙されないで、
今後のことで、大切にしたいことの優先順位をつけながら、良い策を考えていければと思います。最善の選択をなされることを願っています。

..........................勝俣医師のmail2通目............................

○○様

緩和ケアもれっきとした治療です。 緩和ケアをしっかりと受けないと寿命が縮みます。逆に緩和ケアをしっかりと受けられると、共存期間を長くできます。ですので、治療が無くなるということはないのです。

ホルモン療法ができるかは、病歴を見てみないとわかりません。ホルモン療法にも副作用がありますので、効果ない副作用のある治療を受けるほど、無駄なものはありません。

ちなみに、
お金がかかるというのは、れっきとした副作用です。医学界でも最近問題になっています。お金を消費することによって、ご自身の大切なことにお金を使わなかったら、生活の質も落ちるからです。

もちろん、お金に相当余裕がある人であれば別ですが。

先進医療にも指定されていない。保険が効かないがん治療というのは、基本的にインチキ治療と考えてもらって良いです。

先進医療にも指定を受けることができないほど怪しい治療だということです。それをあたかも効果があるように言うのは、詐欺としか言いようがないです。

なぜ、それが放っておかれるのか?というと、法外な医療を、取り締まる法律がないからです。日本では、医師の自由診療(保険外治療)がどのような医療においても認められています。

極端なことを言うと、私の鼻くそを丸めて水にいれて、「がんに効く奇跡の水」と言って、100万円で売ったとしても罰せられません。

がん医療の場合は、患者さんは藁をもすがる気持ちになりますので、このような詐欺療法はさすがに取り締まってもらいたいです。

昔からですが、現在は、免疫療法がおおはやりで、以前よりも増して、インチキ療法をやるクリニックが増えたと思います。

日本医科大学武蔵小杉病院 
腫瘍内科 勝 俣 範 之


.........................勝俣医師のmail3通目.............................

セカンドオピニオンはもちろんいつでも受け付けておりますので、どうぞいらしてください。

・日本医科大学武蔵小杉病院
・日本医科大学附属病院
・湘南鎌倉総合病院

の三箇所でやっています。

日本医科大学武蔵小杉病院 
腫瘍内科 勝 俣 範 之



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