2016_06
04
(Sat)20:35

『私、何も出来ないんですが、いいんですか?』マッチングのお相手!

ある日、一通のメールを受信する。

それは、かねて検査中だった結果が出たというもの。悪性だった。新たながん。これから、どのような気持ちの持ちようで生きたらよいか・・・不安になってメールを頂いた。

私は、すぐに、『元のがんも、次のがんも、まったく同じ人がシャロームにおられる。その方に会いますか?』と返信をすると、翌日、『是非、お会いしたいです。』というメールを受ける。

こういうのをマッチングという。すぐに該当する会員さんに電話した。私に声を掛けられた会員さんは、『私、何も出来ないんですが、いいんですか?』というお返事。

私はすぐにこう言った。『いいの。いいの。貴方がそこにいてくれるだけでいいの。何か言おうとか、励まそうとか、そんなこと考えなくていいの。同じ体験者がそこにいてくれるだけで、それだけで十分なの。』と言った。

『いるだけでいいんなら、私にも出来ます。』と、マッチングを快諾頂いた。

私は今、沼野尚美著 明石書店 『生と死を抱きしめて』を読んでいる。2回目である。こんなことは珍しい。大体一回で終わりなのだが、どうしても、もう一度読んで、大切なところに印をつけたいと思った。

シャロームの本なので、ルール違反ではあるが、申し訳ない。そうしないとやっぱり、読んだ気にならない。さて、今回の出来事に当てはまるところがあるので、ご紹介したいと思う。P.167

死と向き合っておられる病める方のお見舞いに行く時は、励まさないといけない、慰めなくてはいけないという思いをまず捨てなければなりません。

何かお役に立てなければと思うこと自体が、病める方の負担になります。どちらかといえば、そばにいさせて頂こう。

もしよかったら、病める方からお話を聞かせていただこうというぐらいの気持ちで訪問されるのがいいかもしれません。

私は、埼玉県ピアサポーター養成研修会並びにフォローアップ研修の講師をさせて頂いている。その時に私は、何も参考にすることなく、自分の体験と学習で、上記のようなことを講義でお話をさせて頂いていた。

この本を読んで、あ~私の考えは間違ってなかったんだ。そう思った瞬間だった。

会員さんのお仕事のシフトの関係で、まだ予定は立てられないでいるが、マッチングは叶いそうである。こうして、仲間の存在が、大きな支えとなり、彼女はきっと、この窮地を乗り越えられることだろう。

二回目のがんにり患するということは、それと同じ体験をしている一歩先行く患者の存在が、どれほど大きな慰めと勇気になることか。

私は、がん全般の患者会を立ち上げて時々、本当によかったと思うことがある。自分だけが苦しいんじゃない。他のがんの方の気持ちも推し量れるようになった気がする。

私が、私が一番苦しい・・・という思いは、抜け切れないが、それでも、仲間の苦悩を重ね合わせることが出来るようになった。

それが、きっと、ピアサポートの力なのだと思う。双方向で育ち合っている。また、病院の中だけで、行われるのがピアサポートじゃない。場所は違っても、目の前に仲間がいることが不思議な力となって、萎えた心に沁み渡る。

思いもよらなかった新たながんではあったが、マッチングによって、彼女にも奥深い、安らぎが与えられますようにと心から祈る者である。

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