2016_10
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(Mon)15:34

川口市立医療センター講師終了!

何と、予告なしに二日続きでブログをお休みしてしまった。陳謝!

まず、10月8日(土)かねてより、予定されていた、川口市立医療センターにおいて、〝患者の視点を取り入れた全人的なケア(がん体験者、ケア提供者からの講演)”というテーマで、お話をさせて頂いた。

埼玉県立がんセンター緩和ケア科 科長の余宮きのみ先生と二人合わせて60分の講義時間。余宮先生とメールで打ち合わせをし、私の時間は、25分までという約束であったにも関わらず、30分取ってしまった。

先生からは、『あまり時間を気にしないで!早口で話さないで!続いて、90分のがんの痛みについて私の講義があるので、大丈夫よ。』と言って頂いていたことをいいことに、兎に角、最初のお約束を5分も超過。

こんなことは、私の場合、今までに一度もなかったことである。どういう訳か、気の緩み。余宮先生には、本当に申し訳ないことをしてしまった。自分でも穴が合ったら入りたい。

だって、聴講者の概ねは、(医師になって2年くらい)新人のお医者さんが対象であったことから、患者の話より、絶対に緩和ケアの先輩医師から学びたいと思われるに違いない。そんなこともお構いなしに、あ~。お恥ずかしい。

余宮先生のお言葉に甘えさせていただき、取りあえず、タイマーを25分にセットしていたのに、こともあろうに、講義の中に、アドリブを沢山入れてしまったため、持ち時間をオーバーしてしまったという訳である。

そんな訳で、余宮先生にバドンタッチをしたのであるが、『シャロームさん。早口でしゃべらなくていいから。』と、私に言って下さっていたが、今度は、余宮先生の方が、早口でお話をされた。(笑)

休憩時間に、『先生。早口でちょっと聞き取りにくいところがあった。』と余計なことを口にすると、『いいのよ。相手は、お医者さんだから、ちゃんと、聞き取って下さっているから。』と言って頂いたが、

それって、『シャロームさんが、時間守られなかったからよ。』っておっしゃられても、いいようなものを、なんと鷹揚な・・・。

ほんと、身勝手なそんな鈍感さが、実は、私の欠点ではある。ところが一方、逆にそんな自分が私の好きな部分だったりする。(笑) だから、それでは、欠点は改善されないということになるのだが、困ったものである。

その後の余宮先生のお話(ご講義)は、滅茶苦茶面白かった。勿論、医学的なお話であるから、私が面白いというのは、少々語弊がある。が、

『今日は、特別にとっておきのお話をしましょう。』とか、

『アカシジアってご存知ですか?勿論、ご存知ですよね。今の私のように、ソワソワ、ウキウキしていることなんですよ。これを、起こさせないための処方は・・・』

『緩和ケアは、棺桶屋ではないですよ。』

『医師と患者の信頼関係が深いほど、余命予測は、不確実になるというデータがあります。』

後は、資料をみないといい加減なことは書けないが、薬剤のお話も私にとっては、大変興味深いものであった。90分は、あっという間に過ぎた。

全国を、駆け巡るように講演をこなしておられる先生だが、まったく、講演慣れされていない。時々、辟易するような講演慣れされた医療者がおられるが、それは、正直、勘弁である。

余宮先生のご講義は、一回一回が、新鮮であり、その日に傾ける情熱もまた、その日ならではの思い入れがおありだからだ。

だから、講義が終わると、心地よい感動が体中に広がる。脳も確実に活性化される。あ~。よい学びの時だった。

お昼は、お弁当を頂いた。院長を経て、病院管理をされておられる大塚先生とお話をさせて頂く機会が与えられた。

また、この先生が、何とも素敵で、温かい眼差し、まるで笑みがこぼれるような柔らかいおももち、『シャロームさんのあの言葉に、はっとさせられた。』など、どんどん。どんどん。話が弾んでしまった。

お昼が終わったのに、その部屋に最後まで残っていたのは、大塚先生と、看護師さんのお一人と、余宮先生と私のみ。14~5人のスタッフさんは、次の講義のスタンバイに、昼食会場を後にされていた。

さて、
その日私にアクシデント発生!

いつもは履かない靴(自分の中では、おしゃれ靴)を履いた。革製品なので、いつの間にか伸びて広がっていた。

杉戸高野台の駅につき、自転車から降りて歩こうとすると、カパカパと靴が脱げそうになる。そこで、つま先にティッシュを詰めた。よし、ちょうどいいぞ。

ところが、
そのティッシュがまずかった。足がつんのめって、つま先がどんどん痛くなっていた。

講師の任務を終え、新井宿駅までも歩けない。タクシーで移動。でも、ホーム歩行は、ギブアップ。もう、裸足にならないと一歩も歩けないほどになっていた。いたたた。いたたた。よしっ!靴を脱いじゃおう。こうなったら、靴を片手に持って歩いた。(笑)

それに余宮先生は、一緒に付き合って下さり、『大丈夫ですか?誰も見てないから、裸足がいいわよ。痛くない方がいいわよ。』と、声を掛け続けて下さった。

さて、その後、
後で気が付く馬鹿の知恵であるが、ふと、ティッシュを取ってみようと思った。取ると、足の痛みが取れた。それからは、歩けなかったことが嘘のようにスイスイと前に進めた。でも、今にも靴が脱げそう。パカパカ。(笑)

余宮先生は、
『シャロームさん。そういう人(靴が今にも脱げそうに歩いている人)結構見かけるわよ。大丈夫。大丈夫。』

二人で大笑い。もう、私はスリッパを履いているように見られようと、どう見られようと、もう、どうでもよかった。裸足よりもましと、カッパカッパと歩いた。それからは、痛みから解放され救われた。

その日は、長谷川きよしのチャリティーコンサートを鑑賞すべく、大宮駅で友人と待ち合わせをしていた。少し時間があったので、先生から、『おごるからコーヒーでも飲んでいかれますか?』と気遣って下さったが、これ以上、先生にご迷惑をお掛けすることは出来ず、別れた。

何とも、滑稽な一日であったが、長谷川きよしの歌声には、体中で酔いしれた。魂が揺さぶられ、心が震えた。大宮ソニックシティ-は、定員2000名位なのだろうか、満席であった。終わったら二人でサイゼリアへ。

朝から夜まで、何と、充実した贅沢な一日であったことか。嫌なことが上書きされて、新しいスタートが切れたような、そんな希望に満ち溢れた気分だった。

こんな環境の中に自分が置かれていることを改めて感謝した。(しかし、現実は、心が壊れそうなとんでもない事態が私の上に振り掛かっている。あ、いや、夫の手術の件ではないが・・・。)

どんなことがおころうとも、大丈夫。人はちゃんと生きて行ける。私はそう信じている。そして、『どんな困難なことでも、逃れる道は備えられている。』この言葉に希望があると思っている。


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