2016_10
24
(Mon)17:05

見えるものにではなく、見えないものに目を注ぐ!

昨日は、午前中、会員さんからかなりお久しぶりの着信が残っていた。マナーモードになっていたので気付けなかった。

掛けなおすと、『あ~私、電話してたんだ。ちょっと、錯乱していたので、あまり記憶にないんですけど。』...と。それから、音信のなかった時期のご様子をお話下さった。

実は、その会員さんとは、過去に、どうしても話がかみ合わなくて、どのようにご対応してよいか、正直、本当に分からないでいた。

普通の感覚でお話をしてはいけないことは分かるのだが、それでは、私は、どうしたらよいのか。傾聴だけでは、人は救われない。聴いた後の言葉を電話の相手は待っておられることだけは分かっていた。

迂闊なことをいうと、強い口調で、『結局、シャロームさんには、私の気持ちなどお分かりにならないのよ。』そう言いながら、電話はなかなか切れず、怒りが続いた。

詳しくは書けないが、多分、このブログをご覧になっておられる方たちも、きっと、その会員さんのお気持ちはご理解出来ないと確信している。

何故なら、目に見えるもので判断をしがちな生活を我々は日々送っているからだ。対応に苦慮していた私は、一年以上前からtwitterで知った、ある月刊誌を取り寄せ、毎月読ませて頂いている。

ちょうど、1年が経ち、自動継続されている。年間購読料は、5,000円。これは、シャロームの経費で買って頂いている。

がん以外の疾患の方たちの体験談を、毎回、毎回、読ませて頂いた。ご本人の場合もあれば、ご家族の場合もある。

生活も自ずと困窮する。今回、その方は、保護を受けながら、その疾患による障害年金(1.5万円が新たに給付される)がやっともられるようになったとご報告を受けた。

心無い医師に罵倒され、『2度とこの病院に来るな!診断書は書かない。』と、出されたことも、忘れられないトラウマとなってずっと会員さんは苦しんでおられた。

少ない収入の内から、ほんの少しずつお金を貯めて、壊れかけている洗濯機と、冷蔵庫を買いたいとおっしゃった。

『リサイクルショップはどうかしら。』何気に提案すると、『リサイクルショップの保証期間は、半年だから。それで壊れたら元も子もない。やっぱり、少し高くても新しい物の方がいいと思って。』

『そうよね。新品でも少し型が古ければ少し安く買えることがあるから、そんな商品に当たるといいですよね。』そう答えた。

私の何が違ってきたか、疾患を持つということ、お金がない生活をしなければならないということ、その究極が、結局私はちっとも分かっていなかった。ということが分かった。

社会と接点を持ちたいと、もがいておられた。持ちたいけれども、体が動かない。それが、体験をしなくても、その書籍や学びによって、少しずつ理解を深めることが出来るようになってきた。まだまだだけど。

その会員さんと気持ちよく電話が切れてそう思った。私は、やっぱり私の経験や知識や常識の範囲で、今までその方とお話をしていたに違いない。だから、噛み合わなくて当然である。

今まで、分からなかったとは言え、申し訳ないことをしたと思っている。もし、働いたら、その分、保護費から支給額が減らされる。全額ではないが、減らされるという厳しさも教えてもらった。月の生活費は、障害年金を含めて、11~12万円くらい。

『お食事を節約して作れば?』というのは、その疾患を理解していないからなのだ。お食事だって作れない。作りたくても作れない。それを十分理解しないと、話は交われない。

さて今回、行政の優しい方が手を差し伸べて下さって、こうして、生活費が増えたことを喜んでおられた。その方によって、少しずつ、生活が改善されているらしい。

以前は、その行政の別の方により、苦しめられていた。部署は異なっても、同じ行政の方でも、きちんと、会員さんの側に立って、対応するか否かによって、まったく異なった結果が現れる。

社会の表立った評価は、きっと、心無く冷たい対応をする行政の方なのだろう。優しい行政の方は、病院まで付き添って医師に説明をして下さったから事態が変わった。

その方の評価は、どうだろう。きっと、『そこまですることはない。』などと、上司に言われているかもしれない。これもまた、見えない働きである。

私も、見えるものにではなく、見えないものに目を注ぐ働きが出来たらな。っと、今は、正直思っている。

いみじくも、昨日は、別の方から、『シャロームさん。TV局から、シャロームさんにアクセスありましたよね?どうして、その取材をお受けにならないのですか?』何だか、詰問のように尋ねられた。

心の中で思った。華々しくテレビなどに出なくても、私の活動は、地味で目立たず、社会の片隅でそっと小さく生きている方に届けばそれで十分。

テレビだって十分に見ることが出来ない人がおられる。食事も十分食べられない人もおられる。当会は、経済的支援は出来ないけれど、その困窮されている方の精神的支援は、もしかして出来るかもしれない。

その活動は、見えない。見えなくてもいい。私は、しばらくそんな活動が出来たらと思っている。『でも、シャロームさん。結局、そうして、口に出して言ってるじゃないですか?』とUPすることで批判を浴びそうである。

浴びてもいい。弱さをお持ちの方に、『この指とまれ!』と発信しているのだから、様々な形の弱さをお知らせし、当会に安心して繋がって頂くために、こういった私の理念を、私は発信し続けたいと思っている。

下手な鉄砲も数撃ちゃあたる!でしょ?元気で明るい方が私のターゲットではないのだから・・・。


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