様々な方から、体調はどう?大丈夫?と、メールを下さったり、お声をかけて頂く。思いの他、多くの方がこのブログを閲覧して下さっているようで、正直本当にありがたい。先日、召天した彼女を思い出すと涙が溢れる。どうしてこんなに彼女を慕うのか・・。
きっと、本当にきっと、私のないものを沢山持っており、彼女のような女性になりたいという願望が私の中にあったのかもしれない。尊敬に値した。彼女の年老いたお母様が、告別式で滂沱の涙を流されていた。4人兄弟のたった一人の娘だった。
彼女とは、ベタベタといつも一緒にいた関係でもない。必要な時に、必要な分だけそれが満たされた。それには、過不足がなかった。私がこんなに人を絶賛することは、珍しい。
彼女を見て皆が同じように思うかは、その人の価値観なのでそれは分らない。然し、少なくとも私にとっては、もう二度と現われない。
次男君から、私が問いかけたメールに、母親が亡くなってから初めて返信が届いた。『 ハンナさんが最高の友人だと思ってるように、僕にとってもホントに最高の母親であり、理想の女性像だと思ってます。』じんと心に沁みた。
お通夜に列席した友人が、『私の息子は、あそこまで私を看病してくれないと思う。』と、言った。私も正直、自信がない。書きそびれていたが、彼女は51歳の生涯だった。
私が間もなく55歳になろうとしている時に、彼女と出会った。僅か2年半の短い付き合いだったが、こんなに私の心を占領する女性はいない。がんにならなければ、到底出会えなかった親友だった。キャンサーギフトだった。
尾辻元厚生労働大臣の哀悼の言葉の続きです。残り1/3は、明日掲載します。前半1/3は、1月29日のブログをご覧下さい。
山本先生は年金論議を終始リードされましたが、政府の年金改革法案の代表質問に立たれた際、この壇上から、次のように訴えられました。
「議場の皆様に申し上げます。
年金改革はこの国のありようを決める大事業であり・・・ そして、我々は国民の代表であります。・・・ 年金改革とこれからの国のありようについて、この参議院において、真摯に、真剣に、そして徹底的に議論しようではありませんか」
国民の代表である国会議員と参議院が果たすべき職責について、先生がどのように捉えておられたのかが真っ直ぐに伝わってくる、使命感に満ちあふれた名演説でした。
厚生労働委員会における小泉総理との白熱したやり取りは、今も語り草となっております。我が党は厳しい選挙戦を強いられることになりましたが、このときの民主党の躍進こそ、参議院第一党となる礎となっているといえましょう。
山本先生は、我が自由民主党にとって、最も手強い政策論争の相手でありました。
私は平成16年から17年にかけて、厚生労働大臣を拝命いたしておりました。その間、山本先生から、予算委員会で3回、厚生労働委員会において8回の御質疑を頂戴いたしました。先日、会議録を読み返してみましたところ、170問ございました。その中でも印象深いのは、平成16年11月16日の厚生労働委員会の質疑でした。
山本先生からは、助太刀無用、一対一の真剣勝負との通告をいただきました。この質疑の中で、私が明らかに
役所の用意した答弁を読みますと、先生は激しく反発されましたが、私が、私の思いを素直にお答えいたしますと、幼稚な答にも相づちをうって下さいました。
先生から
、「自分の言葉で自分の考えを誠実に説明する」大切さを教えていただきました。 そして、社会保障とは何かをご指導頂きました。
昨日も、先生に怒られないように、社会保障には特に力を入れて質問をいたしました。
山本先生は平成17年、参議院財政金融委員長に就任されました。新しい分野で活躍しようとされた、その矢先、病魔におかされました。
山本先生は平成18年、5月22日、医療制度、改革、関連法案の代表質問に立たれ、この壇上から、次のように、語り始められました。
「理想の医療を目指された、故、今井澄先生の志を胸に、私事で恐縮ですが、私自身、がん患者として、「同僚議員始め」、多くの方々の御理解、御支援をいただきながら国会活動を続け、本日、質問にも、立たせていただいたことに心から感謝をしつつ、・・・質問をいたします」
そして、時の小泉総理と5人の国務大臣に対する質問の後、こう続けられたのです。「最後に、がん対策法の今国会での成立について、議場の皆さんにお願いをします。 日本人の、2人に1人はがんにかかる、3人に1人はがんで亡くなる時代に入っています。・・・今や、がんはもっとも身近な病気です。・・・
がん患者は、「がんの進行や再発の不安」、先のことが考えられないつらさなどと向き合いながら、「身体的苦痛」や「経済的負担」に苦しみながらも、新たな治療法の開発に期待を寄せつつ、一日一日を大切に生きています。私があえてがん患者だと申し上げましたのも、がん対策基本法を成立させることが日本の本格的ながん対策の第一歩となると確信するからです。
また、本院厚生労働委員会では、自殺対策の推進について全会一致で決議を行いました。・・・
私は、・・・命を守るのが政治家の仕事だと思ってきました。がんも自殺も、ともに
救える命が一杯あるのに次々と失われているのは、政治や行政、社会の対策が遅れているからです。
年間30万人のがん死亡者、3万人を超える自殺者の命が1人でも多く救われるように、・・・何とぞ議場の皆様の御理解と御協力をお願いいたします」
いつものように淡々とした調子でしたが、先生は、「抗がん剤」による副作用に耐えながら、渾身の力を振り絞られたに違いありません。
この演説は、全ての人の魂を揺さぶりました。政治家が自らの病状に言及することの意味合いを知る私どもは、先生の御覚悟を理解いたしました。
議場は暖かい拍手で包まれました。私は今、その光景を思い浮かべながら、同じ壇上に立ち、先生の一言一句を振り返るとき、万感、胸に迫るものがあります。
太字は、私の勝手な強調です。申し訳ありません。でも、よくよく読み返すとすべてが太字になるような山本議員のご活躍だとしみじみ思います。明日に続きます。
- 2008/01/31(木) 18:27:59|
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