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(Sat)21:27

がん免疫療法に誘導する巧妙手口 画像偽装、患者TV出演など!newsポストセブン

がん免疫療法に誘導する巧妙手口
                画像偽装、患者TV出演など

9/1(金) 16:00配信

NEWS ポストセブン

がん免疫療法に誘導する巧妙手口 画像偽装、患者TV出演など

高額な免疫療法への巧みな誘導方法とは

「末期がんが消えた!」「先進的」──命の危機に瀕した進行がん患者にとって、そうした謳い文句で宣伝される「がん免疫療法」は“最後の希望”に映る。

だが、高額な治療費を払う患者たちに、「有効性が立証されていない」ことが、正確に伝わっているのか。

 国立がん研究センター・前理事長の堀田知光氏は、筆者のインタビューに応じ、民間の免疫療法を厳しく批判した。

「正直に申し上げると、胡散臭いという印象。結果が良いというけれど、科学的な根拠を示していない。

 有効性と安全性が検証されていない、再現性もない免疫療法が“商売”として行われているのは問題ですよ。私は今の“古典的免疫療法”に大きな期待はしていません」

 無料説明会などに参加する患者や家族には聞かされない、これが本当の専門家の見地だ。1クール(約3か月)で200~400万円もするという高額な「がん免疫細胞療法」に誘導する巧妙な手口。その代表的なものを挙げる。

◆症例画像の偽装

 クリニックのHPなどに必ず掲載されているのが、治療前後を比較した症例画像。これに関して、27年のキャリアを持つ腫瘍内科医・五月女隆医師は──

「CT画像の撮影条件やスライス位置を少しずらして、がんが小さくなったり、消えたように見せているクリニックがある。

それに免疫療法と抗がん剤を併用しているのに、すべて免疫療法の効果であるように記載しています。まともな医療機関では、症例画像を広告に使いません」

 あるクリニックの説明会で、筆者がこの画像偽装を指摘すると、医師は人ごとのように答えた。

「確かにそうですね。よく分かっていない前任の医師が監修をしたようです」

◆患者のテレビ出演

 免疫療法を受けた患者が、笑顔で出演しているテレビ番組がある。ローカル枠やBS枠で、同じ番組が何度も再放送されているのだが、よく見るとスポンサーは免疫療法の関連会社。

 番組を見たので取材したいと伝えると、担当者は──。

「あの患者さんは亡くなってしまったから、作り直す予定なんです」

◆ノーベル賞の研究者

 1970年代に樹状細胞を発見した、ラルフ・スタインマン博士はノーベル賞を受賞。これを宣伝に利用している樹状細胞ワクチンの免疫クリニックは多い。

 実は2007年春、スタインマン博士はステージ4のすい臓がんが見つかり、まず選択したのは外科手術、そして抗がん剤だった。

しばらく経って樹状細胞ワクチンを受けるが、肺に転移が見つかり、2011年に死去。博士を宣伝に利用しているクリニックは、大抵この事実を伏せている──

◆大学病院が誘導

 今年7月、肝臓がんが肺に転移した男性は、都内T大病院のがん相談支援センターで、看護師から免疫クリニックのパンフレットを渡された。

「外科手術、放射線治療の後、抗がん剤もやったけど効かなくてね。それで看護師から、話だけでも聞いてみたらと勧められました」

 パンフレットには“2001年にT大病院関連施設として開院”と記されている。大学病院のがん相談支援センターが、有効性が確立していない治療に誘導する──実は、こうしたケースが増えている。

●取材・文/岩澤倫彦(ジャーナリスト)

※週刊ポスト2017年9月8日号



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