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2018_08
03
(Fri)21:48

会員さんのご報告から....。

彼女は、初発の治療で抗がん剤を選ばなかった。別の治療と同等と主治医に言われたからだ。ステージも低く、リンパ節にも転移はなかった。

しかし、2年後に再発をする。再発の苦悩をtwitterで投稿していたのを、たまたま私は目にした。ほとんど、勝俣医師やdocter snowmanさんのtweetを読むだけの私が、何故か、彼女の投稿が目に入った。

普段は、反応もしないのに、吸い寄せられるように、彼女の投稿にretweetした。それがきっかけで、千葉在住の彼女は会員さんになった。

私よりも、16歳くらい若い。

彼女の話を聞いて、18年前の私とまったく同じケースであると思った。私もまた、『あれとこれと、それと、これらは、同等の効果です。さぁ~。あなたは、どれを選びますか?』と、インフォームドチョイスを迫られた。

当時は、『お母さん。同等なら、抗がん剤などしなくていいんじゃない?』何気に意見した夫の言葉に私はなびいた。

しかし、この私は、それから、何日も、何ヶ月も、『これでいいんだろうか?もし、再発した時に、抗がん剤をしておけばよかった。と後悔しないだろうか?』それは、それは、一生分の勉強をしたのではないかと思う程、

ネットと患者会と講演会と書籍と、同時進行で必死で調べた。1

8年前のキャンサーネットジャパンは、今のスタイルではなく、医師陣が患者の相談に直接のる・・・という画期的なサポートが展開されていた。

そんな新しい試みがスタートしたばかりだった。なんと、このキャンサーネットジャパンを設立したのが、南雲吉〇医師であった。今の、タレント医師。

私の当時の担当は、女医さん。東大の若手医師であった。でも、親身になって相談に乗ってくれて、調べてくれて、抗がん剤を勧めてくれた。

国立がん研究センター東病院の腫瘍内科医だった佐々木医師の講演会でもフロアーから質問をした。

私にとってインフォームドチョイスは、かなりプレッシャーだったし正直きつかった。でも、当時、同等と言われた治療法は、1~2年後に改定され、抗がん剤が標準治療となった。

話を元に戻すと、その会員さんも、同等と言われ、副作用の軽い方を選んだ。しかし、やはり、その後の標準治療は、grade3という悪性度の高いがんは、ステージが低くても抗がん剤となった。

何が言いたいかというと、その時の最善と言われた治療は、翌年、翌々年には変わりうるということを、患者は認識しておらなければならないし、

同等と言う言葉を鵜呑みにしてもいけないと私は思っているのである。先日の大腸がんのセミナーでも、今は、確証はありません。データはありません。と、断言した。

私は、すかさず質問をした。『であるなら、先生もしくは、先生のご家族がこの状態で治療を選ぶとしたら、どうされますか?』と、ダイレクトにお尋ねした。

すると、『結果は証明されていません。でも、私は抗がん剤を選ぶと思います。』と、即答された。

時を同じくして別の会員さんから、mailが来た。抗がん剤の薬剤の選択についてである。『何を選ぶか、実証はされていないということだけど、これとこれを選びました。』という内容。

迷っている会員さんのところに、副主治医が声を掛けてくれた。『私だったら、この薬剤を選びます。』と、言ってくれたそうだ。

私の時もそうだった。悩んだあげく、勝俣範之医師に、『先生の奥さんだったらどうしますか?』すると、『化学療法かなぁ~。』おっと、これかい!と、なんだか、今まで散々苦悩してきたことが、いとも簡単に回答を得た。

最近の概ねの医師は、インフォームドコンセントの後、チョイスを患者にゆだねる。これは、正直、本当に患者は困惑する。これが民主主義?私には、残酷としか思えない。

患者を悩ませ、(まして、がんになったばかりなど、活字を読みたいとも思わない)苦しませ、悪戯に弄ばれているような、そんな感じがしてならない。

私のブログを読んで、敷居が高い?と言われたことがある。あそこまで勉強できない・・・と。他の人より多くの闘病の症例を私はみてきている。

だから、声を大にして、がんだけは、患者が勉強しないと置いてかれる。取り返しのつかないことにもなりかねない。それでも、勉強しない人はしないだろう。

私は、公言してはばからない。がん患者なら、自分の命を人任せ(医者任せ)にすることなく、自分と主治医の二人主治医性と思う程、自分の命は自分で守って欲しいと。

何が言いたいか、明日に続く。

守っても、学んでも、がんが進行することもある。それでも、がんと共に歩んだ人生は、あっぱれ!と、私は、高く評価しリスペクトする。

明日に続く。



C.O.M.M.E.N.T

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