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2018_08
08
(Wed)23:43

苦しみを絞り出すようなお電話!

今朝、一本のお電話を頂く。某病院のケースワーカーのご紹介で当会を知ったという。『お声が遠いのですが....。』そう言っても、本当に聞き取りにくい。

スマホをピタッと耳につけた。そうすればするほど、電話のお相手は、もしかして、受話器を遠ざけられたかもしれない。私の声がどんどん大きくなったと思われるからだ。

やっと、聞き取れるようになりお話を伺うと、『私、宣告されました。』とおっしゃる。通常私の場合、宣告は、がん宣告。告知と言うと、余命告知という判断する場合が多い。

『ステージは?』と質問すると、『それを言うと、バレてしまいます。』、このバレルの言葉には違和感を覚えたが、兎に角お気持ちは沈み苦しんでおられることだけは伝わってきた。でも、お電話の意図が読み取れない。

初発後の補助治療(再発・転移を防ぐ)中かと思っていたので、その治療の目的をお話させて頂いた。ところが、どうも、噛み合わない。

再発・転移をされておられるのかとお尋ねしても、言葉を濁される。ただ、『情報が欲しい。どのようにしたらよいか』の一点張りであった。

状況が把握できなくて、情報提供は、無理難題。私はいろいろと提案をした。そのがんに特化した患者会もご紹介させて頂いた。

通院している院内にも患者会はあるが、自分のがん種はないという。当会は、がん全般であるので、お相手のがんに対する(そのがん部位を深く知る)情報をご提供できるかどうかは分からない。と申し上げた。

会話が空回りする中で、私は思い切って、『実は、今月の25日(土)に、再発・転移者のランチ会があります。もし、再発されておられなかったら対象外ですが、再発をされておられるなら、お勧めの会です。』

『ご自分のがんをお知りになりたいのか、それとも、再発がんと闘っておられる方の生き方などをお知りになりたいのか、後者なら、ちょうど、今月催されるのでチャンスだと思います。』と、申し上げた。

そして、『この会は、参加してみないと、その雰囲気はお電話では伝わらないと思います。ステージⅣの方も3人お見えです。最後の抗がん剤の方もおられ、緩和にもかかっておられる方もいます。勿論、オピオイド(医療用麻薬)を使用されておられる方もいます。』私は続けた。

『でも、このランチ会に参加出来る方は、お元気で前向きで、明るくて強い方は、お断りしています。そんな方は、この集いには参加する必要がないからです。弱さのまんまで、苦しみのまま、辛さのまま、ご参加して頂く、(もう、この頃は、泣いておられた。)

そういった、自分と同じような仲間の生き方や考え方などに直接触れ、そんな中での生活の知恵や、情報を共有する。素晴らしく、楽しく、美味しい会なのです。是非、お勧めです。』と、もう一度、お誘いしてみた。

もし、再発をしていなければ、きっと、ここまで説明すれば、『私は、まだ、再発していません。』と、はっきりと言われると思ったからだ。

しかし、私の読みは当たっていた。『実は、緩和ということも主治医から言われているし、モルヒネも使っています。』とのこと。やっと、置かれている状況をお話下さった。

午後からの私のお仕事の時間が迫っていたが、そこまでお伺いすれば後は早い。SNSで、待ち合わせの場所と時間をお知らせします。

あなたのお名前は、私の初恋の方のお名前なので忘れません。』と言ったら、初めて笑って下さった。

当会のさくらんぼの会(再発・転移者の会)は、重く、沈鬱で、暗い会ではない。このさくらんぼの会を楽しみにされておられる会員さんは多く、闘病の目標として掲げて指折り待っておられる方は多い。

次々と仲間を見送ることだってある。ランチ会の前に黙とうを捧げることもある。でも、一人で闘っていると、そういったことは身近な出来事でないことから、

見えない、知らない、伏せられたものにとっては、がん末期の患者は、余計不安になる。

お一人おひとり立派に尊く、あっぱれに人生の幕を閉じられる。だから、我々は、『お疲れ様。』と、心の中で労う。決して、隅においやったり、蓋をしたりするような臭いものではない。

むしろ、共にステージ上でフィナーレを飾った仲間の有終の美を大拍手で送る。当会のさくらんぼの会は、こうして、13年間、命のバトンを受け継いで来た。

ところが、中には、仲間の死はみたくない。再発者の苦しみもみたくない。積極的治療は出来ない自分だけど、今は元気。そういう方は、どうか、遠慮することなく、退会して頂きたい。

痛みや苦しみが、互いの存在で不思議に癒されたり軽減されたり、闘病の助けになったり、受け身になったり、情報を提供する側になったり、時には、その方がそこにいて下さるだけで、仲間に勇気を与えることになったり.....。

だから、2019年度も、このさくらんぼの会は、継続される。参加される方がおられる限り私も、その方達の一助になりたいと思っている。

ちなみに、8月25日(土)のランチ会の参加者は、16名である。当日、体調不良で急きょ欠席の場合も多々あるけど、

そういうキャンセルも、マーガレットさんは、ご理解頂いている。前回は、夫のお夕飯に我が家で買わせて頂いた。夫は、マーガレットさんのお料理もケーキもお好みだからであり、無理している訳ではない。


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