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2018_09
02
(Sun)19:50

エビデンスのない食事療法で体重減!

昨日、越谷レイクタウンでの講演会に会員24名が参加した。その後、会員さん9名で懇親会へと流れたのだが、新しく入会した会員さんが、次のように自己紹介をされた。

『今日、勝俣先生の講義で、肉を食べちゃいけない。牛乳飲んじゃいけない。あれもだめ、これもだめで、食べる物がないほど、食事制限をしている人がたまにいますが、食事でがんは治りません。と言われましたが、私、それをやっていて、5㎏体重が減りました。

医療者や家族、友人から、食べなきゃだめ。と言われても、書籍で洗脳ぽくなっていて、何も食べるものがなく、また、食べたいとも思わないでいたら。体力もなくなってきました。』と。

私と別の会員さんが、ビールを頼んだら、『え~っ。がん患者なのに、ビール飲んでいいんですか?実は私、ビール大好きなんです。』と思わず本音が口を突いて出た。

私はすぐに、『浴びるほど飲んだり、四六時中飲むのは、どうかと思うけど、たまに、嗜むくらいならいいのよ。折角がんになったんだから、楽しく、美味しく、幸せな食事をしなきゃ~。』と、答えた。

三人は、ビールで乾杯に、残り6人は、フリードリンクを飲んだ。がんになってから一年半ぶりのビールをおいしそうに頂いていた。

彼女は、狭い世界で生きていたので、がん患者の食べっぷりに驚いた模様であったが、すぐに講義で学んだ成果を発揮し、我々と共に食事を楽しんだ。

そして、帰りには、チーズがたっぷりのったパンを購入して帰ったが、とっても美味しかったというmailを頂いた。

書籍などを鵜呑みにし、まるで仙人のような生活を送っている人がたまにいるが、きまって、やせ細り、体力も、免疫力も減退し、新たな病にかかったりしている人は少なくない。

『余命ゼロか〇の生還』などと言う本に、我々の目は惹かれてしまうが、勝俣医師も講義の中でおっしゃっていたが、体験談は、信用度は、最下位である....と。

それが、聞いたという証明は、はっきりと検証しなければならない。何もしないでも治ることはあるし、沢山の人が同じ状態で同じ食べ物をとって、比較試験をして初めて証明される。

そもそも、その人が本当に余命ゼロだったのかどうかも、怪しい。等々、藁をもすがる思いの患者を騙すのは、赤子の手をひねるように簡単である。

気持ちをしっかり持っていないと、いとも簡単に足をすくわれてしまう。気を付けて頂きたいと声を大にして叫ぶ他ない。叫んで効果があるかどうかなど分からないが、効果があると信じてこれからも、発信し続けていきたい。

しかし、患者会でこうして一人でも救われる方がおられることは、また私にとってもそれが励みとなり、また、がんばれる要素でもある。

C.O.M.M.E.N.T

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