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2018_10
26
(Fri)23:40

『大丈夫ですよね。』と、何度も確認を取りたいご相談から。

昨夜から今日に掛けて、4件のご相談をお受けした。

お三方は、吸い取り紙がインクを吸うように(この譬え、今風ではないか)、話は通じる。しかし、お一人だけ、暖簾に腕押しの方がおられた。

何度も、同じことをお話しするのであるが、 『迷っている。どうしていいか分からない。』と連発される。

手順をお教えし、医療機関にも確認を取ることを勧めた。行動に移されたまではよかったが、その一ヶ月先の予約がどうも待てないらしい。

現主治医も、『大丈夫。一ヶ月やそこらは、影響ないから。』と、言われているのに、彼女は、兎にも角にも、私から『大丈夫!』ということばをどうしても、引き出したい模様であった。

『私は、大丈夫などと言うことは言えないし、自己責任ということは、そういうことなんですよ。』と、何度もお話をしても、分からない!の一点張り。

勉強会にもご主人とご一緒であったので、『あのご主人なら、きちんと、大局的にものごと判断されるので、ご主人とご相談されて、お決めになったらいいのではないでしょうか?』と、お話しても。

堂々巡りでまた、振り出しに戻る。

最後の方は、私も切れそうになる。

今、彼女の流れとしたら、とてもスムーズで、よい運びとなっているのに、それが、どうしても、私から、『大丈夫だから、そのようにされたら如何ですか?』という言葉を聞きたいらしい。

いくら、ご相談者の気持ちを汲み取ったとしても、私は、絶対に、『大丈夫ですから、その流れに乗ったら。』とは、口が裂けても言えない。

どうして、私の口からその言葉を求められるのか、本当に分からない。現主治医が大丈夫!と言っているのに、それでは、不十分ということか。

同じようなケースは、別の方で過去にもあった。

人は生きてきたように病と闘うとあるが、この彼女は、きっと、人生の岐路を自分のご意志で決定をされてこなかったのでは・・・と思う。

今まではそうであったかもしれないが、だからといって、私が右・左を差し示すことは出来ない。『このほうがよいと思われますので、私ならこちらをお勧めします。』という程度のことは言えても、『こちらを選んだ方が絶対に大丈夫。』だなんて、言えるはずがない。

『分からないんです。分からないです。』の繰り返し。私も、声が枯れるほどにお応えをしているが、彼女が納得するには至らなかった。もう、私もお手上げだった。

『ごめんなさい。さっきから同じことを言っているし、現主治医がそうおっしゃるのだから、その言葉を信じてお進みになったら如何でしょうか?もう、同じことの繰り返しなので、また、明日のさくらんぼの会(再発・転移者のランチ会)でお会いしましょう。』

と言って、一方的に電話を切らせて頂いた。ちょっと、後味が悪い。

迷わず決める人。迷って決める人。迷っても決められない人。彼女は後者であるが、私は、いつも、迷って決めるタイプである。

迷って決められない人に、私はいつまでもいつまでもお付き合いする時間は、正直ない。決められないから時間ばかりが経ってしまう。

こういうケースの方には、どう対応すればよいのだろうか。本当に頭を悩ます。

きっと、ある程度お話をして繰り返されるなら、やはり、もう一度まとめて電話を切らせてもらうのが一番なんだと私個人は思っている。

大丈夫だから、そちらにしたら!』っという言葉は、私は、絶対に口にしない。何故なら、その人の命(人生)を私が背負うことは出来ないからだ。他力本願ではなく、選択し、決断し、実行するのは、誰でもない、患者本人なのだから、

そんな重大な責任を人に押し付けるようなことをしてはならない。ご本人の中には、分からないから、聞いている!ということなのだが、『分からないから、その方向性をさっきからお話をしていますよ。』

あ~。これ、延々と続きそうなので、もうやめよう。

C.O.M.M.E.N.T

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