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2019_05
04
(Sat)18:21

『死生観が変わったの!』と、毅然と返答された会員さん

 彼女は、治療の節目々に必ず、メールやお電話を頂いていた。

勝俣医師のセカオピにも帯同したり、他県ではあったが、勉強会やさくらんぼの会。(再発・転移者のランチ会)都内での懇親会などにも顔を出して下さっていた。

私も、彼女の治療のことについては、そんなことから一緒に考えてきた。

そして、今回、積極的治療から緩和医療へとシフトしていく決意をした。それを聞いた会員さんが、その彼女に連絡をとり、

『そのような心境はどうして?』と、尋ねられたらしい。すると、彼女は、『死生観が変わったの。』と、返事をしたというのだ。

そのことを、彼女から直接聞いた。そして、会員さんは、『死生観とはどういうこと?』と、更に、質問されたらしいが、

『言葉では言えないが、患者会に入って、少しずつ意識が変わった。』と、続けて返事をしたと思う。とのこと。

現に、某がん専門病院の緩和ケアの主治医に、『あなたのそんな考えは、どこで、勉強されたのですか?』と、聞かれ、『患者会です。』と、即答したという。

彼女は今、抗がん剤も少しずつ体から抜けていって、比較的、日常の変わらない生活を送れている。

着々と、訪問看護や腹水がたまった時、緊急ですぐに診てくれる病院。そこから、がん専門病院緩和への転院など、一つひとつ確認をとって、準備をしている。

『シャロームさんにだけ。』と、内緒の話もしてくれた。後顧の憂いなく、命のバトンゾーンの中で、走り続けている。

先に逝った、紀ノ村三太郎さんの背中をみて、彼女なりに思うことがあるとのこと。がん患者会は、色んな意味で情報の宝庫である。

彼女もまた、彼女の後ろ姿を我々に見せてくれることと思う。ファイナルステージを彼女らしく清々しく爽やかに演じてくれることだろう。

C.O.M.M.E.N.T

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