『映画の優待券があるので観に行こう。』と友人に誘われて、春日部にあるユナイテッド・シネマ春日部に行ってきた。彼女と二人で決めた今日の映画は、“最高の人生の見つけ方”
いみじくも“がん”にまつわる内容。実業家エドワードと自動車整備工のカーターの病室が同室となる。エドワードが、入退院を繰り返しているカーターに抗がん剤の副作用について尋ねるシーンがある。
先輩患者のカーターの一言で、エドワードは、『安心した・・。』というセリフがある。こんな一瞬の会話など誰も目に留めないと思うが、がん患者の私はここにも大きなキーワードがある・・と思いながら観賞した。
余命半年の二人が棺おけリスト(これは、言葉は悪いが亡くなる前にしたいことのリスト)に従って様々なことに挑戦する。でも、この映画は、夢を叶えたという幸福感や達成感を訴えようとしている訳ではないと個人的には感じた。
この映画には、深い問いかけがふたつあると私は思った。ひとつは、この地上での真の幸せについて。もうひとつは、死後の世界について・・。あらすじを言ってはこれから観ようとされている人には興ざめだろうから控えたいと思うが、私の感想が正しいかどうかは、観る人ひとり一人によって異なるのであろう。
お友達が隣にいたから、可笑しい時は安心して声をたてて笑うことが出来てよかった。結構私は一人で観賞することが多いが、一人だと気恥ずかしくて笑えるものではない。
観賞後、ララガーデン春日部の中にある自然派バイキング“わらべ”でランチをとった。一人1,449円。友達はそれに200円足してフリードリンク。私は、真昼間から一番絞りのグラスを2杯。 (笑)品数は多く薄味で美味。
それにしても今日はジワリと幸せを感じた一日だった。朝目覚めるとシャローム会員さんから携帯にメールが入っていた。深夜(12時過ぎ)だったので献品を玄関ポーチに置いておきました・・という内容のメール。
彼女からは、シャロームの運営についてやフリマの段取りなどのアドバイスを頂いたりする。それに従い、今回はちょっと早めに準備を始めたので、明日一日あれば充分だと思う。こんな気持ちにゆとりがあるなんて、フリマ3年目にして初めてのこと。彼女には感謝している。
映画鑑賞から帰宅後、障がい者自立支援喫茶“ほほえみ”でのスタッフとの触れ合いや、シャローム会員さんから、メッセージ付きの本の返却がポストの中に・・。
その後、昨年一年間フリマを手伝って下さっていた友人からどっさり献品(そのまた友人からの献品も合わせて)を頂いた。その中から役得で一品購入させて頂いた。その旨を彼女に伝えた。彼女も喜んでくれた。
それだけでも嬉しいのに、更にシャローム会員さんから夜お電話を頂いた。決して楽観できる近況報告ではなかったけれど、彼女は、日増しにお気持ちが前向きになられていることが私は嬉しい。
今月末また抗がん剤投与のために入院であるが、前のような沈みがちでないことが、シャロームを立ち上げた私にとっては大きな励みだ。彼女が歌った大月 みやこの曲は彼女にぴったりで、家に閉じこもりがちだった彼女からは、想像することが出来ないくらいカラオケを楽しんでらした。
また、元職場の同僚と、フリマ当日の確認のため電話をした。『5月だけではなく、これから第三日曜日のフリマにはずっとお手伝い出来ます・・』と言って頂いた。めちゃくちゃ嬉しい。そんな訳で勿体無いような周りの方々のご親切がものすごくありがたい・・と思わされた一日だった。
やっぱり、人は一人では生きていけないんだな・・・って今日の自分を見てそう思う。人との交わりが自分を慰め、人との関わりの中で感謝が溢れ、人の言葉で勇気が与えられる。
時に人で傷つき煩わしくてもううんざり・・なんて、自己中心的な私は思うこともあるけれど、何て私は方向違いの罰当たり者かと思う。今日の映画ではないが、そこに友が存在してくれるだけで、人生が大きく膨らむ。当たり前ではなく、こんな環境が与えられていることを心から神様に感謝しよう。
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