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2009_05
14
(Thu)22:38

がん患者の障害年金について!

埼玉県草加市に“NPO法人とまり木”というがん患者他の支援活動を展開している団体がある。埼玉リレーフォーライフについて実行委員の一人に問い合わせた。

電話応対に出たとまり木の理事長は、話している間に、何と一度お会いしていたことを思い出した。場所は、国立がんセンター中央病院。

医療者からある看護師さんを紹介され、そのまた看護師さんから、何故か彼を紹介されたのだった。病院の片隅で、何だか熱く語っていた彼を思い出した。6~7年前のことだったと思う。

まだ私が患者会を立ち上げる前であったが、私の中でがん体験者ががん患者の悩みを病院の中で聞けるような、そんなツールがあればいいのに・・と、模索している時期だったと思う。

県内にも患者会があった・・と喜んだのも束の間、“とまり木”さんは、患者会ではない・・とのことであった。

弾んだ話の中で、ひょんなことからがん患者の障害年金についての話題になった。実は、がん患者会シャロームの40代の会員さんが、最近この年金申請をしたのだ。

しかし、この障害年金は、社会保険労務士などプロの力を借りなければなかなか認定されにくいことを話して下さった。

全国的な活動を展開している。NPO法人障害年金支援ネットワークというサイトがあることも教えてくれた。これは、本当にありがたい情報。

『その中に、事例集があり、三番目の田中さんのケースを見るとよいよ。』と言って頂いた。

なるほど、一度不支給となり、再度裁定請求して受給になったことが書かれてある。

社会保険労務士さんへの謝礼(手数料)は、年金受給額の2ヶ月分とのこと。

障害年金は、2年毎に再申請するのだそうだ。年金と言っても老齢年金ではないことはご存知かと思うが、厚生年金や国民年金を納めている人であれば、その対象となる。

がん患者は、障害手帳などは交付されないが、再発・転移などで根治が難しいがん患者の場合、障害年金受給申請をする価値はあると思う。

特に働きざかりの父親などは、病院のソーシャルワーカーか、社会保険労務士などに相談して書類を作成し、駄目もとで申請することをお勧めする。

申請の手順は、がん患者会シャロームHP;町の有用情報に詳しく載せている。ご覧頂ければ幸いである。


 

C.O.M.M.E.N.T

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